株式会社ナイキジャパンは、2010年5月22日(土)に、東京・中目黒にプロダクト、アスリート、そしてデザインを融合させスポーツを新たな形で表現していく拠点として、「Nike Stadium Tokyo」をオープンさせる。
「Nike Stadium」では、様々なスポーツのテーマにあわせ、国内外で活躍するアーティストたちがアスリートやナイキプロダクトをその土地の文化やコミュニティに根ざした独自の世界観で表現したインスタレーションの展示を行っていき、作品は一般にも公開される。今回オープンする「Nike Stadium」は、東京のほかにロンドン、ニューヨーク、パリ、ミラノ、ベルリンでも展開する。「Nike Stadium Tokyo」では、第一弾として、オープンから6月6日(日)までの期間中、ナイキが展開するスピードを追及したフットボールスパイク『Mercurial』をテーマにしたInteractive Motion Graphics Installationの展示などを行っていく。6月18日(金)からは、第二弾として『田中マルクス闘莉王選手』をテーマとしたインスタレーションの展示を予定している。5月11日からは(6月28日まで)田中マルクス闘莉王選手を起用した「Tulio Twitter Statue」キャンペーンも開催されている。本キャンペーンは、闘莉王選手が日本のサッカーの未来をかきかえるような活躍をみせてくれることを願い、Twitterを通じて集められた メッセージを等身大の闘莉王選手の像に刻んでいくというもの。
なお、「Nike Tokyo Stadium」で展示されるインスタレーションは、nikestadium.com/tokyoより見る事が出来る。
「Nike Stadium Tokyo」 概要
■ 所在地:東京都上目黒1-13-14 東京デザインスタジオ
■ 電話番号:03-6415-5715
■ 最寄り駅:東急東横線「中目黒駅」徒歩5分
■ オープン日:2010年5月22日(土)よりオープン
■ オープン時間:金曜~日曜 12:00~20:00まで(展示会期中に限る)
■ 今後の展示予定:
<フットボール>
『Mercurial feat. 李忠成選手』 : 5月22日(土)~ 6月6日(日)まで
『田中マルクス闘莉王選手』 : 6月18日(金)~ 7月4日(日)まで
*6月11日(金)~6月13日(日)は休館日です。
第一弾展示参加アーティスト
WOW(Digital Interactive Creative)
東京と仙台、フィレンツェに拠点をおくビジュアルデザインスタジオ。既存のメディアやカテゴリーにとらわれない、幅広いデザインワークを展開。
スピードとブレーキをコントロールするNIKE MERCURIAL。このシューズの素晴らしさを表現したい想いから、映像とSOUND 全てが人物にシンクロナイズするMERCURIAL を体感できるエキシビジョンに。MERCURIAL とフットボールの楽しさを感じてもらえればと思います。
Keichiro Shibuya (Music Composer)
音楽家。音楽レーベルとして国内外の先鋭的な電子音響作品をCDリリースするだけではなく、デザイン、ネットワークテクノロジー、映像など多様なクリエーターを擁し、精力的な活動を展開。
今回MERCURIAL をテーマとしたインスタレーションは、WOW(映像)とのコラボレーションによって共同制作。1分22秒の作品は2×4の8チャンネルスピーカーに包囲されている。スペクテイターの動きにモーションセンサーがシンクロナイズされており、映像とサウンドはスペクテイターの 動きによってスクラッチ、解体、再構成する。
Takeshi Hanzawa (Photographer)
フリーランスのフォトグラファーとして、ファッション、広告(スチール・CF)、CD ジャケット、アーティストPV、ファッション、マガジンなど幅広い分野やベースに活動を行う。モロッコ、アフリカ、インド、ヨーロッパ、アメリカ、 オーストラリアなど世界中を旅しながら風景写真も撮り続けている。
Daisuke Gemma (Exhibition Display Design)
1975 年生まれ。2007 年独立し、源馬大輔事務所を設立。マーケティングから商品開発、内装までディレクションし、日本だけでなく海外との契約も多数抱える。
今回のインスタレーションのすべてのインスピレーションは、MERCURIAL VAPOR Superfly II から来ている。最先端のサッカースパイクの要素、例えば機能性、素材、グラフィックなどその製造方法などからインスピレーションを得ています。プロダクトして、MERCURIAL VAPOR Superfly II 自体が、非常に面白いものと感じている。
Evala (Music Composition)
サウンド・アーティスト。1976年生まれ、東京都在住。port主宰、ATAK所属。2005年にportを設立。先鋭的な電子音楽作品を発表し、国内外でのパフォーマンスを行うほか、様々なメディアへのサウンド・デザイン、実空間における立体音響プログラム、最新テクノロジーを用いたインタラクティブ・プログラムなど音を主軸にその活動は多岐にわたる。
CONCEPT CONCEPTION (Graphic Design)
コンセプト段階からデザインと設計をプランニングし、インタラクティブ、モーション、グラフィックなどクリエイティブワークを多岐に手がける多角的クリエイティブブティック。デザインパスデータを組み替え、ピッチ上の様々なシーンで能力を発揮するMERCURIAL のポテンシャルを表現。