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インターナショナル・ウールマーク・プライズ アジア地区優勝はフィックス(ffiXXed)に決定

2013 年7 月16 日に香港のW ホテルでインターナショナル・ウールマーク・プライズ2013/14 アジア地区審査会が行われ、フィックス(ffiXXed)の優勝が発表された。
中国版『VOGUE』編集長アンジェリカ・チャン、ジョイス・ブティックのアート&ビジュアル部門のヘッドであるバートレイ・イングラム、ザ・ロック・グループCEO サイモン・ロック、IWP2012/13 ファイナル審査会優勝クリスチャン・ワイナンツ、カルバン・クライングローバル・クリエィティブ・ディレクターケヴィン・キャリガンら5 名の審査員によって選ばれた。
中国版『VOGUE』編集長アンジェリカ・チャン氏は、インターナショナル・ウールマーク・プライズに関して、「アジアや中国のデザイナーにグローバルな舞台で彼らの才能を披露する場を与えており、また素材としてのウールの新しい使い方を提案するだけでなく、デザインやクリエイティビティーの革新を促進している」と述べた。
フィックス(ffiXXed)はウール・ラグに着想を得たドレスを出品し、ウールの持つ柔らかさを生かして表現された表面感とフォルムのバランスが評価されての受賞となった。
ジョイス・ブティックのアート&ビジュアル部門のヘッドであるバートレイ・イングラム氏は、『優勝したフィックスはカプセル・コレクションのコンセプトを表したムード・ボードから提出作品に至るまで審査会の全ての過程においてこの大会のあらゆる側面を熟考し、自分たちのアイデアをわかりやすく、斬新な方法で表現しました。またウールを現代的な方法で使用しただけでなく、トレンドに合ったカプセル・コレクションを提案しました。さらに彼らのビジネス・センスや、商品の営利性の説明が彼らの優勝を決定づけたのです。』と述べた。

アジア全域から集まった10 組の有望なデザイナーの中から選ばれたフィックスは、50,000 豪ドル(約450 万円) の補助金と2014 年2 月にミラノで行われるファイナル審査会への出場権を獲得、今後6 カ月の間にメリノ・ウールを主な素材とするカプセル・コレクションを制作することになる。完成したコレクションは世界中から選ばれた5 組のファイナリストにより繰り広げられるファイナル審査会で発表される。
ファイナル審査会は、100,000 豪ドル(約900 万円) の優勝賞金と、ロンドンのハーベイ・ニコルズ、ニューヨークのサックス・フィフス・アベニュー、ミラノの10・コルソ・コモ、中国のジョイス、シドニーのディビッド・ジョーンズなど世界有数の小売店や、ドイツのファッション・オンラインストアマイテレサでの販売の機会をめぐって競われる。
ザ・ウールマーク・カンパニー最高マーケティング責任者のロブ・ラングトリーは、「フィックスのアジア地区優勝をお祝いします。インターナショナル・ウールマーク・プライズはいまやアジア全域に広がってますますエキサイティングなものになっており、中国、香港、日本、韓国をカバーするアジア地区審査会は年々競争が激しくなっています。これからフィックス(ffiXXed)をサポートしていくのが楽しみですし、また2014 年2 月のミラノのファイナル審査会や将来、グローバル・ビジネスの場で活躍する姿を楽しみにしています。」とコメントした。

HPt: www.woolmarkprize.com

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