東京の最前線で本物のアーティストを紹介し続けているPRIMITIVE INC.がプロデュースするパーティー“ROUNDHOUSE”がRÉMY:ÜSICのサポートのもと始動する。キックオフを飾るDJは魂の解放者ことMark Farina。抜群の選曲と類まれなグルーヴでキャリアを積み上げ、世界中から絶大なを支持を受けるDJとして知られている。今回は真骨頂のHOUSE SETのみならず、ダウンテンポなサウンドを西海岸スタイルで紡ぐMUSHROOM JAZZ SETをラウンジでも披露。Mark Farinaならではの二面性を一晩で存分に味わえる貴重な機会になっている。更に日本が誇る奇才芸術家、宇川直宏がレジデント(?)VJとして“ROUNDHOUSE”に参加。サンフランシスコに住んでいた20年以上前にMark FarinaのDJで踊り明かしていた原体験を持つ宇川直宏とのコンビネーションは特別な時間を期待させてくれる。音楽を軸に様々な文化が繋がっていく一夜。それは黎明期のクラブが多く持っていた熱量の源。古きをたずねて新しきを知る。踏襲しながらも刷新すべく“ROUNDHOUSE”がスタートする。
ROUNDHOUSE supported by RÉMY:ÜSIC
代官山AIR www.air-tokyo.com
2014.3.29 (Sat) 22:00 START
DOOR 3500yen、 W/F 3000yen、 AIR members & Under 23 2500yen、 Before 23:30 2000yen、 After 7:30 1000yen
●MAIN FLOOR
DJ : Mark Farina -House Set- (Mushroom Jazz / Great Lakes Audio / OM), REMI (DAWD / R20), NEBU SOKU, STOCK (World Spin / JMC)
VJ : UKAWA NAOHIRO (DOMMUNE)
●LOUNGE
DJ : Mark Farina -Mushroom Jazz Set- (Mushroom Jazz / Great Lakes Audio / OM), JUN KITAMURA (Capricious Records / DAWD), NEEMURA (The OATH / Reyes Magos), haraguchic (DAWD / FFF), JAVA, SINO (DAWD)
Mark Farina (Mushroom Jazz / Great Lakes Audio / OM)
シカゴ出身、サンフランシスコを拠点に活動中のDJ兼プロデューサー。90年代初頭からDJとして世界中をまわり、年間100本以上ものギグでプレイ。跳ねる様な音色のトラックを超人的かつ卓越したスキルとセンスで
ミックスするDJスタイルにより、北米はもとより世界中からファンを獲得、西海岸のシーンを代表するトップ・アーティストとして君臨し続けている。日本では2006年に日本最大級のクラブ系アクトによる野外フェスティヴァル“Metamorphose”にヘッドライナーとして登場。2つのステージにてプレイし多くの観衆を魅了した。翌年の2007年には、今は無き伝説のクラブSpace Lab Yellowの単独公演と共に、Liquid Roomでの“om:tokyo”でもプレイをおこない、その内容を収録したミックスCD『Live in Tokyo』をリリース、大きな話題を呼んだ。2008年には世界的に最も評価を受けているミックスCD『Fabric』の40番を担当し、抜群の選曲と類まれなグルーヴを展開。更に多くの支持を集めることになった。また近年は兼ねてより親交の深いDerrick CarterやDJ Sneakと共に活動もしており、2012年にベルギーでおこなわれている世界最大級のダンスユージックのフェスティヴァル“Tommorowlamd”にて、3人によるバック・トゥ・バックを披露し、大きな話題を呼んだ。それを皮切りに、翌年も同フェスティバルに出演、そしてイビザのPachaにおいて、最もイビザが盛り上がる夏に3度も3人のバック・トゥ・バックで登場し、会場を大いに盛り上げた。また1992年からスタートした自身のパーティー“Mushroom Jazz”は、ジャジーなヒップホップからダビーなダウンテンポ・トラックを中心に構成され、同名のミックスCDとして現在まで7作品を発表する人気シリーズとなっている。ある意味、対極ともいえる二面性を表現し続けられるのも、幅広い音楽性を持つMark Farinaならではのスタイルといえるだろう。
UKAWA NAOHIRO (DOMMUNE)
MOM/N/DAD PRODUCTIONS主宰、Mixrooffice代表、山本現代所属、京都造形芸術大学教授。デザイナー、ビデオディレクター、VJ、文筆家、ファッションブランドディレクター、番組プロデューサー、現代美術家な
ど、極めて多岐に渡る活動を行う全方位的アーティスト。既成のファインアートと大衆文化の枠組みを抹消し、現在の日本にあって最も自由な表現活動を行っている自称メディアセラピスト。VJとしては、その歴史の黎明期である88年から活動し、日本におけるオリジネイターの一人。2004年リキッドルームでのカウントダウンでは石野卓球、EYEと共に計33時間30分のVJを遂行した。また日本最大規模の屋内レイブWIREには12年連続参加。2006年はFUJI ROCK、RISINGSUN ROCK FESTIVAL、Metamorphoseなどの主要な夏フェスを制覇。他にもFrancois K.やCarlCraig、Goldie、Ramm:Ell:Zee、ESG、そしてDerrick Carterなど多数の競演を果たしている。ミュージッククリップ・ディレクターとしてもBOREDOMS、The Orb、Capsule、MEG、SUPERCAR、電気グルーヴなど、多くのミュージシャンを手がけ、またその全てにおいて先駆的な実験が施されている。SPACE SHOWER TV「MVA」BEST COMPUTERGRAPHIC VIDEO賞、MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN BEST DANCE MUSIC賞などの受賞歴も多数。2010年、自ら立ち上げたライブストリーミング・スタジオ兼チャンネルであるDOMMUNEは、開局と同時に記録的なビューアー数をたたき出し、国内外で話題を呼び続ける文化庁メディア芸術祭推薦作品。現在の宇川直宏の職業欄はDOMMUNE。