ジル・サンダー グループは、ジル・サンダーの新クリエイティブ・ディレクターにロドルフォ・パリアルンガ氏が就任したことを発表。
パリアルンガ氏は直ちにクリエイティブ・ディレクターの職務につき、2015年春夏ウィメンズのショーで、初のコレクションを発表する。
イタリア出身のパリアルンガ氏は、90年代初頭、ロメオ・ジリ氏のもとで彼のコレクション創出に参加しキャリアをスタートした。その後、96年からはプラダに10年以上在籍し、後にウィメンズウェアデザインのディレクターとしてその手腕を発揮している。2009年プラダを離れ、ヴィオネのクレエイティブ・ディレクターとして活躍した。
ジル・サンダー グループCEO アレッサンドロ・クレモネージは、「我々はこの決定を非常にうれしく思っています。」と述べている。
「パーソナリティとデザイン技術に調和のとれた資質を持ち、新しいファッションの指針への到達に向けて、卓越したクリエイションの水準を高めてくれるに相応しい才能を持つ人物だと確信しています。パリアルンガ氏の研ぎ澄まされた都会的なアプローチは、ブランドの核となる価値を向上させ、ブランドの財産に更なる革新性と現代性を与え続けてくれるでしょう。」
ロドルフォ・パリアルンガ氏は、「今回このような素晴らしい機会に恵まれたことを誇りに思います。ブランドのピュアなビジョンと価値を強く信じるが故に、私はこのブランドに限りなく大きな憧れを抱いていました。ソフィスティケーション(洗練)、ラグジュアリー、イノベーション(革新)の融合を更に推し進め、ブランドを高い次元に導いて行きたいと思っています。」と言明しました。