デニムウェア “Lee” は1889年にアメリカ カンザス州でワークウェアとして誕生した。ブランド創立125周年にあたる今年、『Lee 125th Archives EXHIBITION』と題し、北京(中国)を皮切りに、東京(日本)、マニラ(フィリピン)、バンコク(タイ)、ニューデリー(インド)、シドニー(オーストラリア)とアジア・パシフィック6地域にてツアーEXHIBITIONを開催する。
会場では、貴重なヴィンテージピースから現在に至るまでのアーカイヴの展示や初お披露目となるコラボレーションの展示販売も予定されている。
Lee 125th Archives EXHIBITION
開催日時: 2014年5月9日(金)~11日(日) / 11:00~17:00 ※)最終入場16:30
開催会場:ラフォーレミュージアム(※入場無料)
住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6F
※また開催期間中はラフォーレ原宿3Fショップと6F会場では、様々なイベントやキャンペーンが予定されている。
http://www.lee-japan.jp/125/
1889年ヘンリー・ディビット・リー氏がアメリカはカンザス州にて、食品と生活雑貨の卸商”H.D.Lee Company”を設立。当初は取扱い商材のひとつであったダンガリーズやオーバーオール等のワークウェアの自社製造を開始。1911年に本格的に製造を始めた、ビブ・オーバーオール、ジーンズ、ジャケットが高く評価される。1913年にはカバーオールとダンガリーを縫い合わせた車整備用の作業着”Lee Union All”を開発しアメリカ陸軍のオフィシャル・ユニフォームとなる。その後、1920年代にはカウボーイパンツ”Lee COWBOY”を売り出し、ワークウェアからウェスタンスタイルの定番ブランドとしての地位を確立。1944年にはシリーズ名を“Lee RIDERS”に変更、名実共にカウボーイ・ファッションのリーディングカンパニーとなる。1950年代に入ると俳優ジェームスディーンが公私ともに愛用したことでも知られる”101”ジーンズを中心にファッションとして都会のアウトサイダー達から注目を集める。その後1960年代に入ると、白いコットンサテン地を使った”ウェスターナー”がホワイトジーンズの先駆けとなりアイビーブームの火付け役となる。
1976年、アメリカ建国200年祭にともない、”Lee”製品が初めて日本に紹介される。その後、様々なモデルが日本企業によって復刻される。125年の歴史と伝統を守りつつ、常に革新者として新たな軌跡をジーンズ史に刻み続けている。
http://lee-japan.jp/history/