リキッドルーム内にある、ギャラリーKATAでは、5月6日より4日間、 ジェスパー・ヘインズ写真展 / 404 Wythe Avenue, Brooklyn, New York.が開催される。
彼の住むブルックリンのアパートの窓から撮影された写真。まるで鳥たちが覗いているかのような角度からの撮影、毎晩、様々なストーリー。私たちがあまり知ることの出来ない、もう一つのブルックリンの姿がここにある。
Jesper Haynes「404 Wythe Avenue, Brooklyn, New York.」
2014.5.6(火・祝) -5.9(金)
OPEN/CLOSE 13:00-20:00
*初日、5.6のみ 15:00OPEN
入場無料
KATA
404ワイス・アベニュー、ブルックリン、ニューヨーク
夜に、ウィリアムズバーグの404ワイス・アベニューから見おろして撮った。
鳥の視点で眺めたニューヨーク・ブルックリンの小宇宙。
この頃僕は、1階にミス・ファベーラというブラジリアン・レストランがある4階ウォークアップのアパートに住んでいた。
窓の中で写真を撮っている僕に気づいた人はいなかった。一度だけ、警官がレンズ越しに見おろす僕に目を止めたとき以外は。
僕は下りていって、僕が彼に危害を加えるつもりはないんだということを説明し、またその警官が僕を危険にさらす気がないことを確かめねばならなかった。
ジェスパー・ヘインズ:
写真家。アメリカ人とスウェーデン人のハーフとして、1962年イギリス・スコットランドのエディンバラで生まれる。1982年ニューヨークに移住、写真家ラルフ・ギブソンに5年間師事、暗室技術者として働く。国際的な広告やファッション誌でも活躍の他、旅人でもあるJesperのユニークなライフスタイルを舞台にしたゲリラ・ドキュメンタリー写真家。スウェーデンのストックホルム現代美術館に作品が永久保存されている。NYを拠点とし、バンコク、ストックホルム、東京を飛躍中。
http://www.jesperhaynes.blogspot.com