matohuが毎シーズン刺激的なアーティストを招いて表参道本店で紹介するシリーズ第6弾。今回は秋冬コレクションの立上がりに合わせて、毎シーズンmatohuのショー音楽などを作曲している畑中正人が、表参道本店の三周年を記念して一夜限りのソロ・ライブ演奏を行う。
畑中正人は北海道出身・在住の作曲家。「音のオートクチュール」をコンセプトに、世界中でさまざまな舞台、アート、建築、映画、ドラマなどの音楽を担当。2012年には東京スカイツリーの展望室のサウンド総合演出を手掛けるなど、その才能は高く評価されている。
matohuとは、本格的なデビューショーとなった2006年のコレクションでピアノによる即興演奏を行って以来、matohuの音楽を長年作り上げてきた深い信頼関係にある。
直営路面店のオープン三周年を記念して、夏の夕暮れ時に中庭にある樹齢150年以上のクスノキの巨樹を囲んでライブ演奏を行う。『音の色』というタイトル通り、まるで水面に光や音が映り込み、色彩が無限に変転していくような音楽を創造する。
当日は畑中正人が益子・STARNETで録音した貴重なCD『House of Voice』を販売、サイン会も行う。
たった一夜限りの即興演奏会、夏の夕べに表参道に足を運んでみては。
2014年7月26日(土)
開場17:30
ライブスタート18:00より
チケット ¥2,000 要予約(定員あり)
*演奏終了後 お飲物と軽食をご用意
会場 matohu表参道本店
東京都渋谷区神宮前5-9-25
チケット予約(表参道本店)
TEL: 03-6805-1597
Mail: matohu-shop@lewsten.com
プロフィール
畑中正人(作曲・サウンドデザイン)
1975年北海道浜頓別町出身。独学で作曲、ピアノ、音響学を学ぶ。1995年より札幌市を拠点にキャリアをスタート。主に舞台音楽やイベント、企業VPや広告音楽などの分野で数多くの作品を手がける。
1998年、ドイツ・ハンブルク市で初のソロ・ライブ。1999年にはドイツにおける日本年公式プログラムに招待され、ハンブルク市内のエルベトンネルで公演。
2002年よりドイツに拠点を移し、ハンブルク州で外国人として初の作曲家ビザを取得。ハンブルクバレエ団プリンシパル・ダンサー、イリ・ブベニチェクやヘザー・ユルゲンセン等に多くの楽曲を提供する。担当した舞台作品は欧州各国で数々の賞を受賞している。特に、2003年コペンハーゲンで初演されたイリ・ブベニチェク振付「Prisoners of feelings(感情の囚われ人)」は構成、音楽共に高い評価を得て、世界各国で再演されてもいる。
2004年に帰国。建築空間のための作曲を積極的に行う。2007年ミラノサローネ・ヤマハデザイン展、2008年三宅一生21世紀人展、ミラノサローネ2008「Tokyo Wonder展」、「Design Tide Tokyo2008/2009」メイン会場、レクサスインターナショナルギャラリー青山、カネボウ SENSAI salon(ヨーロッパ)、Istanbul and Beyond展(王立英国建築家協会)、ミラノサローネ2011「CANON NEO REALWONDER 展」、同2012「CANON IN THE FOREST」でも空間のための音楽作品を発表し話題を集めている。
2012年開業の東京スカイツリーでは450mの「天望回廊」のサウンド・システムの企画・構成、演出を手掛けた。