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adidas がブラジルで開催されている2014 FIFAワールドカップ ブラジル™を記念して アートパフォーマンスのアイコンMARINA ABRAMOVIćとの コラボレーション ムービーを公開


 
adidasはブラジルで開催されている2014 FIFAワールドカップ ブラジル™とのパートナーシップとサポートを記念して、アーティストのMarina Abramović (マリナ・アブラモヴィッチ)とコラボレーションしたショートムービーを公開した。 この3分のショートムービーは、Abramovićの代表的な1970年代の作品“Work Relation”の再演映像となる。 2014 FIFAワールドカップ ブラジル™を通して、責任感、チームワーク、一体感の中にある強さに焦点をあてた映像となっている。この映像はadidasとAbramovićの初となるプロジェクトであり、アート作品とチームスポーツの間に存在するさまざまな共通点を表現した。
 
Marina Abramović 曰く、“チーム一丸となって挑むと、責任感、献身性、そしてパフォーマンスを最大限に引き出すことができる。総体的なエネルギーは、大きな力の源なのです“。また、”‘Work Relation(1978年)を演じた時に感じたのですが、これらの特性は私が設立したMAI (Marina Abramović Institute)、または、どんな団体にも同じことが言えると思います。私は、パフォーマンスをすることと、スポーツには共通する点が多くあると発見してから好奇心が沸きました。
このプロジェクトでそれらに焦点をあてることがとても楽しみでした“と述べている。
 
“Marina Abramović は今最も刺激的で影響力のるアーティストです”と、アディダス スポーツスタイル ディビジョンのクリエイティブ・ディレクター、ダーク・ショーンベルガ―は語る。また、“我々は彼女と組んで、スポーツだけでなく、すべての事に対する努力はチームワークと協力することが大切であると表現している’Work Relation’の再演をすることができて光栄に思います”とも語っている。
  
 
Marina Abramović (マリナ・アブロモヴィッチ)
1970年代に彼女は活動をスタートさせた。それからというもの、Abramović は世界的に活動を広げ、2010年にはニューヨーク現代美術館で回顧展を開催し、受賞作品“Marina Abramović: The Artist is Present” を出版した。最近では、2014年6月11日~8月25日までロンドンのサーペンタイン・ギャラリーで開催中の来場者が作品の一部となる作品“Marina Abramović: 512 Hours”が話題となっている。
 
Work Relation
1978年にAbramović と当時パートナーを組んでいたUlayが最初に披露した“Work Relation”は、パーフォーマンス・アートの草分け的作品としてオランダのアーネムにあるシアター、アン・レインで上演された。今回のムービー内で再演されている本作は1979年以来の上演となる。この作品は一幕三場から成っており、それぞれ石を部屋の端から端へとユニークに運ぶというもの。参加者の体を媒体として使い、バケツと人手のみを使って3つの場面を比較対象とし、協力と効率性を比べている。このパフォーマンス、またはその他の彼女の作品は、観客の役割を再構築し、人体の限界と精神の可能性に焦点をあてている。
 
今回2014年の“Work Relation”では、オリジナル作品と同じテーマで制作されていながらも、adidasと2014 FIFAワールドカップ ブラジル™のパートナーシップへも入貢している。映画プロデューサー、ダスティン・リン指揮のもと、ニューヨークのブルックリンにあるパイオニア・ワークスで撮影を行った。このムービーは奉献と持続性の価値、勝利への忍耐力と成功をグループ対個人で表現している。
 
ムービー内で登場するあらゆる職業の11人のパフォーマーがサッカーチームのメンバーとして引用されている。
パフォーマーたちは石を部屋の端から端へと運ぶことにより、スポーツ界の基本原理、チームワーク、規律、そして忍耐を表現している。Abramović は、チームが三通りの違ったやり方で作業をしている間、ゲームを指揮する審判として登場している。
それぞれのパフォーマーは、普段着の上からMAIの白衣を着用しており、足元はadidasのSamba(1950年にサッカートレーニングシューズとして発売されたモデル)を履いて出演している。
一貫した服装は、パートナーシップとは何かを深く探究しており、チームのユニフォームを表現している。
19世紀の白黒映画のような映像は本質的であると同時に印象的であり、複雑で率直的でもある。それは、adidasの精神とブラジルで開催されている2014 FIFAワールドカップ ブラジル™の精神を呼び起こしている。

 

Based on the original “Work Relation” by Marina Abramović and Ulay, 1978
 
Creative Director: Marco Brambilla
Director: Dustin Lynn
Director of Photography: John Schmidt
Editor: Akiko Iwakawa
Audio Mix: Elizabeth McClanahan
 
Location: Pioneer Works, Brooklyn, New York
 
Produced by Subject
 
In association with the Marina Abramović Institute + adidas
 
Performers:
Giuliano Argenziano
Victoria Velasco
Billy Zhao
Paula Garcia
Allison Brainard
Thomas Kelly
Hugo Huerta
Serge Le Borgne
Noah Blumenson-Coook
Rebecca Davis
Maria Herranz

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