2015年に創刊されたSHUKYU Magazineの第2号となるBODY ISSUEが刊行された。
混合ではドルトムントで活躍する日本代表・香川真司選手への独占インタビュー、国内でも注目度が上がっているブラインドサッカー日本代表選手による空間の捉え方・コミュニケーション方法の話、日本代表のシェフによるサッカー選手の食事から東日本大震災・現在の福島に関する話、近年問題になっているドーピング問題、White Mountaineeringデザイナーの相澤陽介氏によるユニフォーム論など、テキストと写真・イラストを交えながら、様々な視点でテーマを掘り下げていく。
また、今号も国内外の多くの素晴らしいクリエイターが協力し、質の高いヴィジュアルで構成されている。
オンラインショップでは、2/14まで国内送料無料キャンペーンを行っている。
BODY ISSUE
FEATURE
ブラインドサッカーの可能性|文:伊藤亜紗、写真:大森克己
Body Language|イラスト:Adrian Mangel
香川真司インタビュー(ドルトムント)|写真:Juliander Enßle
谷田亮太インタビュー|写真:Juliander Enßle
丸岡満インタビュー(セレッソ大阪)|写真:Juliander Enßle
Shinji Dream|写真:井上嘉和
ピッチにしゃがみ込む10 の方法|写真・文:Hans van der Merer
日本代表シェフ 西芳照インタビュー|写真:牧口英樹
Designing Body – 義足とサッカー -|文:角尾舞
ドーピング!? ワールドカップ初優勝西ドイツ代表の代償|文:高杉桂馬
スポーツ医療における漢方薬の可能性|文:伊達伯欣
相澤陽介(White Mountaineering)- ユニフォームとデザインの関係
COLUMN
蹴球和菓子|堀部美奈子
味気ない我らが街に悦びを|文:野田努
駒沢オリンピック公園陸上競技場|写真:松本昇大
Jヴィレッジ|写真:牧口英樹
MATCHDAY – FC 琉球 × Y.S.C.C. 横浜 -|写真:三田村亮
国立競技場 2015 年2 月|写真:鈴木親
国立競技場 × カリモク|写真:平野太呂
村上虹郎|写真:嶌村吉祥丸
How To Play Association Football|イラスト:Alice Tye
Football City Pattern –Berlin–|写真:Ben Ferry、Paul Lehr
日本フットボールアーカイブ|写真:Gottingham
別冊
英訳冊子
価格:1,500円 (税別)
仕様:B5版 / 128頁 / 英訳冊子付
発行:VACANT ltd.
ISBN 978-4-908177-03-3
SHUKYU Magazine:
大日本蹴球協会(現JFA)の機関紙『蹴球』が創刊された当時、日本サッカーに携わる人々に共通していたのは、サッカーがまだまだ日本ではマイナーなスポーツであるという深い自覚と、これから日本中に広めていこうとする並々ならぬ気概でした。それから85 年経った現在、サッカーは日本全国津々浦々、老若男女問わずあらゆる人々に楽しまれるようになりました。
2015 年の日本サッカーを取り巻くメディア環境に目を向けると、スマートフォンやソーシャルメディアの普及にともない、いつでもあらゆる場所から知りたい情報にアクセスしやすくなった一方、検索に引っかからない情報に接する機会はますます減ってきています。すべて知り尽くされたかのような幻想に覆われていく世界の中で、いかにして未知のものと出会い、伝えていくのか?
SHUKYU Magazine は、既存のスポーツメディアのあり方を見つめ直し、未来に向けた挑戦を始めます。日々溢れている情報の中から、自分たちの主観に基づき編集していくことで、新しい物語を作っていきます。日本サッカー黎明期に手探りで編み上げられていった『蹴球』という物語が日本サッカーの未来を作ったように。