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Proefオランダ人デザイナーと共同で開発した組み立て式の靴プロジェクト‘ローパー’を発表

LOPER: OPEN UP FOOTWEAR. LET'S MAKE IT SIMPLE! from proefdesigns on Vimeo.

プロダクトデザインブランド、Proef(プロエフ)が、オランダ人デザイナーローデリック ピータスと共同で開発した組み立て式の靴プロジェクト‘ローパー’をクラウドファンディングサイトキックスターターにて発表する。
 
ローパーは、伝統的な革靴と、ストリート感覚のスニーカーを組み合わせたユニセックスシューズ。
高品質なレザーのアッパーと、EVAとレザーのフットベッド、耐久性に優れたラバーソールを、独自開発した構築システムによって組み立て、はき心地と凡用性を実現した。
 

ローパーの靴は接着剤を使う代わりに、ロープを使用し、手で組み立てることができる。
システムは、「針」が組み込まれた強いナイロン製のロープと、44個の穴と、2つの開始点が組み込まれたオリジナルラバーソールで成り立っている。
 
 

より健康的で、安全な靴生産を
靴製造過程は、とても複雑である。
沢山の複雑で手間のかかる製造行程を、毒性のある接着剤を使用して行われている。 換気を十分に行っても、靴を作る際に発生する有毒な蒸気を吸引しないようすることはほぼ不可能である。
プロジェクトローパーは、靴製造労働に関る人たちと環境にとって、より安全な製造システムをデザインしたいという思いからスタートした。

 
必要な人に、必要な分だけ作る
より持続可能で柔軟な生産システム構築の具体策は、単純化された生産ラインに基づいている。
ローパーの靴は、特別な設備を必要とせず、一人または二人で短時間で組み立てることができる。
設備投資のコストと組み立て時間を最小にする事で、注文を受けてから、必要な分だけ作って届ける仕組み作りを可能にする。
 
 
簡単な組み立て
大量生産靴は、世界中で最も製造工賃の低い工場で作られ、世界中に出荷される。これは、不必要な環境・経済的コストをもたらす。
ローパーシステムのシンプルさは、将来的なビジョンとして、全世界のいくつかの工場でその地域の素材を使い、地域の特色をとりいれた商品を提供する柔軟な貿易モデルの構築を可能にする。
結果的に、二酸化炭素排出量を削減し、地域経済を支え、手頃な値段で高品質な素材を使用した靴を持続的に提供できる事を目標にしている。
 
 
簡単な修理と、カスタマイズの可能性
通常、スニーカーをはきつぶしたときには、修理をすることは難しく、革靴を修理するには、専門の技術者に依頼する必要がある。
本プロジェクトでは、はきつぶした後、それらを簡単に交換することが可能になると同時に、アッパーや、ソールなど独自の組み合わせを楽しむ事が出来る。
 
 
 
キックスタータープロジェクトローパーは、2016年4月25日より、クラウドファンディングサイトのキックスターターにてオーダーの受付を開始する。
Instagram: @lopershoes
Instagram: @proefdesigns
Proef:http://proefdesigns.com/
問い合わせ:lopershoes@gmail.com.

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