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ALEXANDER WANGが自身のブランドのCEOに就任

2016年6月28日付でALEXANDER WANG INC.はAlexander WangをCEOとチェアマンに任命した、今後Alexander Wangは引き続きクリエイティブ・ディレクターとしての任務も兼任しながらブランドの運営にも携わっていく。
 
Alexander Wangは11年前に母親のYing Wangと義姉のAimie Wangと共に自身の名前でブランドを設立した。自身のブランドに集中するため、2015年にBalenciagaのクリエイティブ・ディレクターを退任。今回の人事もブランドの成長の維持とすべてのカテゴリーの強化を目的とした組織拡大の戦略の一環となる。
 
これまでチェアマンを務めていたYing WangとCEOを務めていたAimie Wangは退任し、今後は株主兼役員として業務を執行していく。Alexander Wangの兄のDennis Wangは引き続きアドバイザーとして関わっていく。
 
またALEXANDER WANG INC.は新たにCaroline Wangをブランドの副理事長に選任した。Caroline WangはIT業界で30年のキャリアを持ちIBMでアジアパシフィックのマーケティング、IT、ビジネスを担当。マネージメント力に優れ、ブランドのビジネス発展に関しても情熱を持っている。
 
加えて副社長に元DKNY社長、Mar Wangが迎えられる。彼女は鋭い洞察力とリーダーシップ能力を兼ね備え、結果をコミットしてきた。ALEXANDER WANG INC.ではグローバル・オペレーションの責任者となる。
 
「家族のサポートがなければブランドをここまで大きくすることは不可能でした。今は急速に変化する環境に対応できる強いリーダーシップと柔軟性が必要とされています。Mary WangとCaroline Wangのような新しい風を役員として迎えることが出来てとても光栄です。個人的にはCEOとチェアマンとしての新しい挑戦に取り組むことを楽しみにしています。ブランドのクリエイティブ・ディレクターとしてビジネスの部分に携わっていましたが、NYに100%戻った今、ブランドのビジネス戦略に力を入れていきたい。クリエイティブとビジネスをシンクさせ、カスタマーとの会話を更に密なものにしていくにもタイミングが今だと感じています。私のゴールは常にブランドの価値を高めること、そして誠実で目的性のあるブランドを作ることです」とAlexander Wangはコメントしている。

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