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渋谷の人気カフエマメヒコが、食べものと映画でつながる小さな映画館に 「マメヒコ映画祭」開催

渋谷宇田川にあるカフエマメヒコにて、小さな映画祭「マメヒコ映画祭」が開催される。「マメヒコ映画祭」は、本来は映画館で観る映画を、人が集まり、おいしい食事をしながら会話を楽しむカフェというコミュニケーションが生まれる場所で、上映したらどんなことができるだろう。そんな想いの元、うまれた映画祭。“食べもの”をテーマに四つの作品をセレクト、映画にちなんだ、出汁や味噌やコーヒーのワークショップ、さらに北海道の野菜をふんだんに使った食事付き上映会で、より映画を身近に、おいしく楽しく食の知識を深めていく。
 
 
〈マメヒコ映画祭 イベント概要〉
【日時】2016年8月5日(金)、6日(土)、7日(日) 3日間
【場所】カフエ マメヒコ宇田川町店
ウーダ劇場(東京都渋谷区宇田川町37-11)
【公式サイト】
https://peraichi.com/landing_pages/view/i2h3d
 
 
【上映作品】
・千年の一滴
第一部「だし:大自然のエッセンス」
日本の味の基本、「だし」。本作は漁師・農家・禅寺・料亭・科学者―。「だし」をめぐる人々の営みを追い、大自然から“うまみ”のエッセンスを取り出してきた日本人の知恵を描く。
おいしい出汁の取り方ワークショップ付き上映
第二部「しょうゆ:ミクロの世界との対話」
しょうゆ・さけ・みりん・みそ、和食の基本は麹によって作られています。目に見えない麹の世界を美しい映像と食創世のドラマを浮かび上がらせる。
味噌のつくり方ワークショップ付き上映
(2014年/日本・フランス/カラー/100分/HD) 監督:柴田昌平
通常は第一章、第二章合わせた作品です。今回は特別に別々でご覧いただけます。
 
・100年ごはん
無農薬・無化学肥料の野菜作りを推進する、大分県臼杵市の取り組みにフォーカスをあてたドキュメンタリー。監督の大林千茱萸さんをお招きして、舞台となった大分・臼杵市の農業のお話と、北海道・千歳のマメヒコの畑から穫れた野菜をふんだんに使ったお食事付きスペシャル上映。日曜日はお野菜ワークショップ付き上映も。
(2014年 / 日本 / 65分)監督:大林千茱萸
 
・ A Film About Coffee
世界を席巻するコーヒーカルチャーの新潮流を描いたドキュメンタリー。アメリカで人気のコーヒーショップ「ブルーボトルコーヒー」創業者のジェームス・フリーマンら、そうそうたるコーヒー業界のキーパーソンたちの仕事ぶりと哲学に迫っている。
アイス珈琲の作り方ワークショップ付き上映
(2014年 / アメリカ / 66分 / 16:9 / デジタル )監督:ブランドン・ローパー
 
・ ゲーテ診療所 とうさんのティラミス
ドイツの文豪ゲーテを敬愛する「ゲーテ先生」、都会の小さな診療所に集まる人々の心温まる温かい交流を美しい映像で描いたカフエマメヒコによる音楽コメディ映画。
最終日にはクロージングトーク付き上映あり
(2016 年 / 日本 / 120 分)監督:井川啓央
【タイムテーブルと料金】
8/5 fri
11:00 千年の一滴「だし」+おいしい出汁の取り方ワークショップ ¥3,500
14:00 千年の一滴「しょうゆ」+味噌のつくり方ワークショップ ¥3,500
17:00 ゲーテ診療所 とうさんのティラミス ¥1,200
19:30 A FILM ABOUT COFFEE+アイス珈琲の作り方ワークショップ ¥3,500
 
8/6 sat
10:30 ゲーテ診療所 とうさんのティラミス ¥1,200
13:00 A FILM ABOUT COFFEE+アイス珈琲の作り方ワークショップ ¥3,500
18:00 100年ごはん+大林千茱萸監督を招いて、北海道のマメヒコの畑で穫れたお野菜を楽しむお食事会 ¥6,000
8/7 Sun
10:30 千年の一滴「だし」+おいしい出汁の取り方ワークショップ ¥3,500
13:30 千年の一滴「しょうゆ」+味噌のつくり方ワークショップ ¥3,500
16:30 100年ごはん+畑マメヒコのお野菜ワークショップ ¥3,500
18:30 ゲーテ診療所 とうさんのティラミス+クロージングトーク付き ¥3,500
全日程、予約制。
 
【予約・問い合わせ先】
カフエ マメヒコ宇田川町店 ウーダ劇場
渋谷区宇田川町37-11 セブンイレブン下
tel:03-6427-0745 mail:info@mamehico.com
【message from Mame-Hico】
マメヒコを舞台に、マメヒコでしか見られない映画を製作しています。ボクらがずっとマメヒコでやってきたことを映画でもやりたいんですね。具体的に言いますと、まず手作りの映画じゃなきゃダメだと言うこと。それは、手間を惜しまないことです。そして、これはとても大事なことですけど、完璧には作らない。細かいことに、こだわらないで、ざっくりと作っていく。そういうことが、マメヒコらしい、軽いタッチでクールな映画になるんじゃな
いかと思うんです。最新作は、北海道のハタケ、そして東京の店舗を対比しながら、季節感を大事にし、映像で紡いでいく。ボクらがやるのはそういうことじゃないかと思います。

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