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MIKIO SAKABE 坂部三樹郎とDMM.make が協業 2019 S/S パリコレ期間中に新ブランド「GIDDY UP」を発表


 
株式会社MIKIO SAKABEは、株式会社DMM.comと協業し、ファッションブランド「GIDDY UP」⽴ち上げを発表した。
 
東京コレクションを中⼼に発表を続けるファッションブランド「MIKIO SAKABE」のデザイナー坂部三樹郎が新ブランド「GIDDY UP」を⽴ち上げ、ディレクターに就任。坂部ディレクター監修のもと、3D プリンター技術を提供するDMM.make と協業し、通常の洋服に追加して、3D プリンターを使って開発したシューズやアパレル⼩物を開発する。2019S/S パリコレクション期間中にファーストシーズンのラインナップを発表する予定。

今回発表されたビジュアルは、フェンディやディオール、リアーナなどの撮影も手がける、世界的フォトグラファー「Daniel Sannwald」が手掛けている。
 
 

ファッションブランド「GIDDY UP」について:
「GIDDY UP」という名前は、英語で⾺を⾛らせたり、スピードアップさせる時に使う慣⽤句に由来。このプロジェクトは、ファッションのあり⽅を未来へと加速させ、未来のファションのモデルケースを探るべく⽴ち上げられた。
その⼀つが、3D プリンターを使ったシューズやアパレル⼩物の開発で。今回、坂部ディレクターとDMM.make は互いの感性と知識を共有し、実⽤化が難しいといわれる『ファッションテック』のアイテム開発に取り組む。2019S/Sパリコレクション期間中、現地で3D プリンターを使って開発したシューズやアパレル⼩物を発表する予定。
 
ディレクター坂部三樹郎のコメント:
「このブランドは、僕がディレクターとなり、デザインをクラウド化して様々なデザイナーが関わる全く新しい、『クラウドブランディング』という形のブランドを⽬指しています。この形は、ファッション業界全体のインキュベートにも繋がると思っています。僕が関わっている学⽣や若いデザイナーの⼦たちにも、この機会を通して、スタートアップ段階では普段使えないような機材や技術に触れ、そこで得た経験や新たな発⾒を⾃分たちのビジネスに繋げていって欲しいと思っています。
今は、作ったアイテムをアパレル流通システムに乗せるだけではビジネスとしての差別化が難しく、才能があっても埋もれてしまいやすい時代です。そんな中、ファッションテックを活⽤することで、ファッションビジネスを次の時代へ進められると確信しています。
それもデザインだけでなく、システムそのものから構築したい。クラウドブランディングによりファッションの新しいあり⽅を提⽰し、その⼀例としてファッションテックを武器に、アジア発で世界に通じるメゾンを作りたいと思っています。ファッションはいつの時代も常に変わり続けるもので、いまファッションは終わったと⾔われても、それは新しい時代のスタートとなっていくものです。
このブランドが新たな時代を⽰唆するヒントとなるよう、頑張りたいです」
 
 
ブランドサイトURL:http://giddy-up.com
ブランドInstagram ページ URL: https://www.instagram.com/giddy_up_official/
 
株式会社MIKIO SAKABE デザイナー坂部三樹郎について
1976 年⽣まれ。2002 年にエスモードパリを卒業、その後アントワープ王⽴美術アカデミーに進学、ファッション科を主席で卒業した。2007-08 年秋冬シーズンのパリコレクションにプレゼンテーション形式で公式参加。台湾出⾝のシュエ・ジェンファン⽒とともに「MIKIO SAKABE」を設⽴。
 
DMM.make について
モノづくりの経験者と初⼼者がクロスする、”つくって・売って・買える”プラットフォームを提供しており、秋葉原でハードウェア開発に必要な最新機材を取りそろえた総合型モノづくり施設DMM.makeAKIBA を運営。当コラボでは3D プリンターを活⽤し、ファッションの新しい可能性を加速すべく技術的サポートを担っている。

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