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写真家・森 栄喜が新しい表現「詩」の朗読に取り組む 『A ・ Poet : : We・ See ・ a ・ Rainbow』を開催 writtenafterwards の山縣良和が衣裳をデザイン

©Eiki Mori Courtesy of KEN NAKAHASHI

東京芸術劇場をはじめ池袋エリアに集結する文化拠点を中心に開催する、日本最大級の国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー」にて写真家・森栄喜が写真でも映像でもない、新しい表現「詩」の朗読に取り組む『A ・ Poet : : We・ See ・ a ・ Rainbow』を開催する。

日本の同性婚実現をパフォーマンスを通して訴えた『Wedding Politics』、パートナーの男性、子供との架空の家族の姿を道行く人に撮影してもらうフェスティバル/トーキョー17 の『Family Regained: The Picnic』と一貫して、自身が体感する社会問題を公共空間に投げかけてきた森栄喜。
2 度目のフェスティバル/トーキョー参加となる今回は、これまでに手がけてきた写真ではなく、「詩」の朗読を通じて、LGBTをはじめとする多様性のあり方を探っていく。
森が詩を書き始めたのは20 代。その後写真中心の生活を送ってきたが、近年になって詩作を再開した。その出発点はニューヨーク留学中に出会った
LGBT当事者たちの朗読会。私的なことから政治をテーマにしたものまで、臆せずに表現する様子に触発された記憶は、まちなかで個人的な感情や出来事を交えた詩を朗読する、今作のコンセプトにも受け継がれている。公園や路地の一画で、誰かが目撃し、耳を傾けることでしか成立しないパフォーマンス。
芸術的でメッセージ性の強い作品を発表するwrittenafterwardsの山縣良和が衣裳デザインに参加している。
 
 
『A・P o e t: We・See・a・Rainbow』
公演情報
作・演出・出演:森栄喜(朗読、パフォーマンス)
衣裳デザイン:writtenafterwards
上演時間:30分以内(予定)
入場無料(10/20のみ要予約予約方法はF/T公式サイトにて掲載)
日時・会場:
10/20(Sat)17:00 /20:00ジュンク堂書店池袋本店9階ギャラリースペース
10/21(Sun)15:00南池袋公園サクラテラス※悪天候中止
10/22(Mon)15:30東京芸術劇場劇場前広場※雨天の場合はロワー広場で実施
18:00東京芸術劇場ロワー広場
 
フェスティバル/トーキョー開催概要:
フェスティバル/トーキョー(F/T)は、東京芸術劇場をはじめ池袋エリアに集結する文化拠点を中心に開催する、日本最大級の国際舞台芸術祭。2009年に誕生し、過去10回の開催において、270作品、2045公演、約61万人を超す観客・参加者が集った。
会期:2018年(平成30年)10月13日(土)~11月18日(日)
会場:東京芸術劇場、あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)、南池袋公園ほか
主催:フェスティバル/トーキョー実行委員会
豊島区/公益財団法人としま未来文化財団/NPO 法人アートネットワーク・ジャパン、アーツカウンシル東京・東京芸術劇場(公益財団法人東京都歴史文化財団)
平成30年度文化庁国際文化芸術発信拠点形成事業(豊島区国際アート・カルチャー都市推進事業)
フェスティバル/トーキョー18は東京芸術祭2018の一環として開催されます。

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