2019年7月25日(木)~8月1日(木)の期間中、渋谷二丁目のオルタナティブスペース「elephant STUDIO」にて、 アーティストヤブノケンセイ による展覧会『SPOUT』が開催される。
“注ぎ口” を意味する「SPOUT」をタイトルとする本展覧会では、26 年にわたり多様な媒体において独自の作品を発表し続け、 COMME des GARÇONS のテキスタイルに作品が採用されたことでも知られるヤブノケンセイの、最新作を含む平面 / 立体作品 が並ぶ。感覚と想像によって生み出される現在と過去の作品の数々は、“注ぎ口から溢れ出る” ように観るものの思考を呼び起こす。
絵や立体作品を作り続けて 26年が経ちます。 感覚的に作ってきた作品は、自分ひとりの中で言葉と結びつくことはありません。 頭で考え、言葉にすることを拒絶する代わりに生まれたのが僕の作品です。
感覚と想像から生まれた作品群が「注ぎ口」から溢れ出し なにかの思考のきっかけになればと思い、今回のタイトルをつけました。
とりとめもなく生まれた作品が、僕自身の本質を示し また、観る人の思考を刺激してくれることを願って。
ヤブノケンセイ
KENSEI YABUNO展『SPOUT』
期間:2019年7月25日(木)~8月1日(木)
時間:12:00~20:00
場所:elephant STUDIO 2F(東京都渋谷区渋谷2-7-4)
主催 elephant STUDIO(YUHORO inc. / watowa inc. / AKY(dessence inc.))
URL:http://elephant.tokyo
KENSEI YABUNO | ヤブノケンセイ
1975 年、北海道生まれ。イギリスの Camberwell College of Arts で Fine Art を専攻。 limart、THE LAST GALLERY、新宿伊勢丹などでペインティング、立体作品を発表。『 アイデア』や『vice』、『DAZED & CONFUSED』など国内外の雑誌にも作品を提供する。また、 BIGACTIVE がディレクションを担当した BECK のアルバム『The information』 (2006 年 )、および同アルバム収録のシングル曲 『CELLPHONE’ S DEAD』のジャケットに作品を提供し、「D&AD AWARD」を受賞。COMME des GARÇONSの2011年春夏ウィメン ズコレクションに、作品がテキスタイルとして採用された。最近の展示に、HYSTERIC GLAMOUR SHIBUYA にて行われた、写真家、 大沼茂一との 作品展『WHY YOU』がある。
https://www.kenseiyabuno.com/