「エフォートレスでありながらしまりのある空気感」
素材は、季節に必要なものだけを、そして、できるだけ天然繊維にこだわって使用。
見た目の肌理と触れた時の風合いを重視し、それに見合うアイテムを考えた。
ユーロリネンとスーピマコットンの接結地は、新潟で織られている。
実験的な試みにも関わらず、贅沢な原料を捧げた。
それをシンプルにステンカラーコートと、センターベンツ2釦ジャケットに使った。
夏のリネンは万能で、シワ感を活かせば色々なアイテムに応用できる。
ジャケットとUN-FIT PANTSのセットアップには細番手のリネンとスーピマコットンを用いた。
シャツは今シーズン、特にこだわりを持っている。
オーガニックコットンや、綿ボイルなどの素材を用いた。
綿もまた、使い込んでいくにつれ物腰が柔らかくなり愛着が増す。
全体のコーディネートは、力の抜けたリラックスムード。
しかし、それは個人史における服に対する数々の遍歴を経て、たどり着くようなスタイルでありたい。
だから、絶対こうだという部分と、曖昧さが混ざり合うようにコレクションを作った。
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STUDIO FABWORK
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