Fashion Show

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今シーズンも折衷主義はそのままに素材から着想を得て作成。
中心となったのはナチュラル系の代名詞ともいえるリネンと、化繊の代名詞であるポリエステルのタフタ。リネンの持つナチュラルな記号性を裏切ることと、安物のレッテルを貼られがちな化繊の魅力を引き出すことがコレクションの軸となっている。
 
鮮やかにインディゴ染されたリネンのヘリンボーン生地はナチュラルに留まらず独特のテンションを持つように。
ポリエステルタフタには、液体のような光沢のある、通常より強度の高い特殊な箔加工を施し断ち切り部分にレーザーカット処理を行うことで、天然繊維では再現できない紙のような質感と軽さを活かすように。
リネンはKinfolk的世界にのみ許された素材ではなく、また化繊がシルクに劣るとも限らない。そんな感情がコレクションの原点となっている。


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