糸を使ってさまざまな世界を作り出す刺繍アーティスト、 sinä(シナァ)による 『ハムから見たエベレスト』展がROCKETにて開催される。
今回は雪山をテーマに、2メートルを越す巨大な布に刺繍を施した作品や、雪山をモチーフにしたバッグ、洋服、小物などを展示販売。また、トートバックを作るワークショップ、洋服のお直し刺繍相談所、一夜限りの音楽会などのイベントも行います。凛と静まりかえった白い空間を泳ぐ色鮮やかな糸。初夏の ROCKETに突如あらわれた雪山。ぜひ、足を踏み入れてみてください。
「ありふれた日常の風景。例えば朝食のハムだって、ハムの世界をよく見ると、そこにはエベレストを眺めることに通じる感動がある。ハムとは私の今、この場所とはるか離れたヒマラヤ山脈をつなげる通信装置のこと。この展示が、ありふれた日常にさしこむ感動のきっかけになるよう、願いをこめて刺繍します」(有本優美子)
ハムから見たエベレスト
2010 6/18(金)-6/29(火) 12:00-19:30
オープニングパーティー 6/18(金) 18:00〜20:00
at ROCKET
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-9-6
有本優美子
刺繍デザイナー/アーティスト
1986年奈良生まれ
2008年京都造形芸術大学
空間演出デザイン学科ファッションデザインコース卒業
2009年刺繍を中心としたブランド「Sina」設立。衣服、アクセサリー、グッズなど、ジャンルを問わず
幅広く展開。また、他ブランドとのコラボレーション(writtenafterwards collection #05,KeisukeKanda など)も積極的に行う。デザインと並行し、アーティストとしても活動。
→sina Interview 1/4
→sina Interview 2/4
→sina Interview 3/4
→sina Interview 4/4