Fashion Show

CHRISTIAN DADA

CHRISTIAN DADAはParis Mens Fashion Week会期中である1月20日にAVENUE GEORGE Vにて17秋冬コレクション”BLUE”を発表した。
 
青春、青年など日本語で若さやそれゆえの未熟さを表す言葉でもある「ブルー」。
東洋とダダイズムの美学を融合させながらデザイナー森川氏が「ブルー」というテーマで独自の楽譜を演奏するように表現した今コレクションでは、クラシックなシルエットをベースに残しつつも既存の形態を分解、生地を剥ぎ取るといった形で再構築。クラシカルなテイラードジャケットは歪みを生みながらサイドで縛るように、ストライプのパジャマシャツやTシャツをインナーに和装を思わせるクロージングで着用。
 
プルオーバーのトレンチコート、内側を剥き出し構造を露わにさせるMA-1やデニムジャケット、レザー素材の甚平やタータンチェックをムートンにプリント。学生のようなルックスを思い起こさせながらも洋服の既存の概念に挑戦し日本の多面的で精巧な技術もしっかりと含んだコレクションとなった。
 
「Too Fast To Live Too Young To Die」や「I Don’t Like Drugs But Drugs Likes Me」といったワードは今日の情勢の中で生きる若者へのリマインダーとしてふんだんに散りばめられ、ニルバーナ/涅槃の文字プリント、ヘロインのロゴ刺繍に加えシルバーのアルミフォイルを連想させる素材と仕様のダウンジャケットやスカーフはまるで二重の意味で遊ぶかのようにドラッグの要素を詰め込む。若者の生活には不可欠である音楽の要素はダイレクトに取り入れられアンプを緻密に模したバッグ、シューズの紐、ベルトのフィニッシュにはヘッドフォンジャックと遊び心も垣間見れる仕上げに。
 
前シーズンから引き続きレディースも同テーマでレイヤードのルック、クロップ丈のムートンや剥ぎのタータンスカートなどバラエティ豊かに展開。また、コレクション全体に渡りTシャツやフーディーにはロンドンのデザイナーCharles Anastaseのイラスト作品とのコラボレーションも。


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