おひさしぶりです。
なんかコレクションシーズンになり
生活の９０％がコレクションに関してなので
書けることが少ないまま 今になってしまいました。
ただその中でも
ちょっとずつ更新したいなと思い
10月のショーについて ちょっと
書き始めてしまおうと思ってます。
今回のコレクションは ＣＨＩＭ↑ＰＯＭと一緒に
ショーをつくることになりました。
僕がとても共感できる
強いメッセージをもったアーティストなのでとても光栄です。
http://www.mujin-to.com/artist_chimpom.htm
内容はまだまだ言えませんが
はらはらかドキドキか、楽しめるものになると思います。
そして今回もう一つ
実験的ですが
一般の人にもショーをもっともっとみてもらおうと思ってます。
本来ショーは プロの人に見てもらってそこから
雑誌 ＴＶ お店を通って いろいろなひとのところに
届いていきますが、
僕は今回のショーはぜひ みんなに生で見てもらって
体験してもらいたいとおもってます。
きっと このショーは その場で体感するもので 映像や雑誌
だけでは分からない部分があり
その生でしか伝わらないものこそが
とくにみんなに見てもらいたいからです。
出来るだけの多くの人
むしろ来たいひと全員
を無料で招待したいと思っています。
そしてみんなで楽しみたいです！！
代々木体育館なので広いからいけると思ってます
なので10月19日予定あんまりいれないでください。(たぶんよるの20時以降）
この招待状についての告知は
このＣＨＡＮＧＥＦＡＳＨＩＯＮと あとぼくのＴＷＩＴＴＥＲなどで
プレゼントしようと思ってます。
普段はなかなかない機会なので是非見に来てほしいです。
この件に関して 詳細を後ほど書いていきます！！！
http://twitter.com/mikiosakabe
そして
話は変わって 先日
友達の真夏さんが やってるギャラリーに遊びに行きました
そんなに広いとこではないのですが
集められてる作品も
とても丁寧にディスプレーしてあるし
選んできてるものもとても おもしろいです。
いごごちがいい空間でした。
いまちょうど
DAN HOWARDという写真家の展示がしてあります
10月11日までですが恵比寿にいる人は駅からすぐだし
ぜひ ふらっとよってみてください
I Find Everything
Mikio Sakabe コレクション感想文
Mikio Sakabe のコレクションをustの録画で見た。動画で見る限りは今までのMikio Sakabe のコレクションでは一番好き。良いショーで 、ウェアラブルで、コンセプトも良く、バランスのとれたコレクション。一部の現代日本人の立場をちゃんと捉えているから、自分の立場に自信を持てた人は少なくないと思う。具体的な社会性を持った良いコレクションでした。
さて、Mikio Sakabeの見せた日本人とは誰だろう？たぶんそれは敗戦とそれに関連する諸々で宗教や軍隊といった戦前の世界観を失い、そのためなら戦って死んでも良いというモノを持たなくなった僕らだろう。
僕らに反戦の理由を問えば実際正直なところ、痛そうだから、遊べないから、食事まずそう、早起きしなきゃいけなそう、おしゃれできない、楽しそうじゃ無いとかじゃないだろうか。
僕らは歴史的意味合いなど考えもせずに、可愛い、カッコいいという理由だけで十字架、クリスマス、ロックやラップ音楽とかの文化を遊べる。 僕らは一切の根拠なく世界の文化を表面的に着飾る事が出来る。
そんな僕らは平和、思想、宗教、国家とかのいわゆる大義や正義のためにでも戦う事は無いだろう。戦うすべを無くした僕らは、戦う事無く生きる事に順応したのかもしれない。僕らは世界のどんな人たちよりも節操が無く、浮気性で尻軽になった。貞操観などどこへやら。
アメリカがロシアや中国に変わったところで、ギブミーチョコレートがピロシキとか餃子とかに変わる位いのもんだろう。
敗戦以来僕らの旗は誰かの宣戦布告を待つまでも無く白旗だから、たぶんどんな国旗にでも染められる。でも歴史的根拠はないから完全には染まらず、結局はまだらな雑種だろうけど。
無抵抗どころか積極的に相手に染まろうとするんだから、ある意味ガンジー以上の反戦主義かもしれない。
雑種な僕らがコンビニの前にたむろして、白旗ふってギブミーチョコレート。それがガンジーの塩の行進より平和的ってのは、随分なアイロニーだけど多分本当だろう。それを自覚してやってる人がいるなら、なんてまあかっこいーんだろうと思う。本気で。
そんなこと思った。