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MIKIO SAKABE

MIKIO SAKABE / 坂部 三樹郎

2006年アントワープ王立芸術アカデミーファッション科首席卒業。
'07-08 A/W コレクションをパリコレクションにプレゼンテーションという形で公式参加。
台湾出身のシュエ・ジェンファン(Shueh Jen-Fang)と共に、レーベル MIKIO SAKABEを立ち上げ、'08 S/S コレクションから東京とパリで発表。
→ MIKIO SAKABE

ファッションがおしゃれなことについて

おひさしぶりです。

結構時間が経ってしまいました。

コレクションを発表し終わってからが一番忙しくって

そのあとも展示会もありますし インタビューとかも

あったりとバタバタしてました。

そんななか

ここ最近のファッション関連の中で一番衝撃を受けたことがあったので書きたいと思います

最近の5年間ぐらいどんどんモード全体に魅力がなくなってきていて

実際90年代から00年代初期は

パリコレクションが始まると僕はかなりドキドキして一体

デザイナー達がどんなコレクションを発表するのか

待ちに待っていて 見たら見たでとてもショックを受けたり感動するぐらいクリエイティブとかんじる

ものがたくさんありました。

 

ただここ最近ではなかなかそういった何か僕の中でひっくり返るといった衝撃は無かったのです

いやむしろ時代の中で言えば当然なのは分かりますし 今必要なものとは違うから

とも思います。

ただそんななか 特に何か期待してなかったのに久しぶりにみたショック。

それもコレクションというわけではなく 一人のハロウィンでのスタイリングです。

この写真です。右はVERVALさんですが

今回は左にいるハチクンです。

なんかすごいです。ハロウィンのおしゃれパーティー行くときに

着る服として コレを選ぶのはある意味すごい。思いついても実際着れない。

 そのぼくにとっては とてつもなく大きな壁を越えて

この服装でのハロウィンは 正直びびりました。

 日本のサブカル的2次元的キャラクターを含みつつ

ファッションの流れにきているユニフォーム感、

そして今の時代のユニセックス感。 変態に見えるくらい新鮮。

すべてまさにファッション。

 

 次世代だな。

 

 

http://twitter.com/mikiosakabe

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