11月24日(土)~26日(月)の3日間、BRADARIC OHMAEの13SS 展示受注会を開催します。
前回レザーを編み込んだニットやロープを編んだ持ち手のバッグなどが人気だったBRADARIC OHMAE。
今シーズンもその高いニット技術を使った服や、バッグなどがあり楽しみです。
*今シーズンの商品はコチラ。
前回ご覧いただいた方はもちろん、見逃してしまった方もこの機会にぜひご来店ください。
日時 :
2012年11月24日(土)、25日(日)、26日(月)
13:00-20:00
場所 :
formula(VISIT FOR同ビル4F)
550-0015大阪市西区南堀江1-12-2-#401(MAP)
お問い合わせ:
電話 :06-6534-2223(formula)、 06-6110-7337(VISIT FOR)
mail : talk@visit-for.com
【BRADARIC OHMAE】
2013s/sコレクションは、ウィーンで工業デザイナーとしての教育を受けたマルセルブロイヤーの作品、「チェスカチェアー」にインスパイアーされた。
1925年、マルセル・ブロイヤーは自転車のチューブフレームを基にした、最初の鉄チューブ製の椅子をデザインした。この革新的な椅子は彼の娘の名前、フランチェスカから、「チェスカチェアー」と名付けられた。その椅子は、”ケイニング”とブナの木を、産業的な美しさを備えた片持ちの鉄チューブの構造と組み合わせてデザインされた。
チェスカチェアーは、ウィーンになる有名なカフェにあるNo.14とNo.214と呼ばれていた椅子を再設計したものであった。No.14はトーネット社製による最も有名な椅子だった。この椅子はビストロチェアーとしても知られており、マイケル・トーネットがデザインを担当し、1859年に発表された。その後、クラシックな椅子のデザインとして広く世界に定着し、1867年、パリのエキスポで展示され、ゴールドメダルを獲得。多くのデザイナーや建築家から賞賛を受け、ル・コルビジェは「これよりも優雅で、より正確な技術を用いて、さらに実用性を備えた椅子は未だかつて存在しなかった。」と評した。チェスカとNo.14は、”ケイニング”と呼ばれる、椅子の座面を手編みで作る手法を取り入れた。
2009年、その椅子はイギリス人デザイナー、ジェームス・アーヴィンによって再びリデザインされ、無印良品によって商品化された。
このハンドクラフトの工程と”ケイニング”の技術を用いた家具の長い歴史に感銘を受けて、BRADARIC OHMAEは2013s/sコレクションを、ウィーンのカフェで今もなお日常的に用いられている153年前に生み出されたウィーンのクラシックデザインへのオマージュとして、作り上げることを触発された。
カバンには、オリジナルの素材であるwiener geflechtと呼ばれるウィーンの網細工が用いられている。衣類には、同じハンドクラフトの技術を皮で再現している。シンプルで整った形態が、ベージュ、黒、銀、白といった色によって補完されている。これらの色はオリジナルの椅子のデザインとその椅子が置いてあったカフェの精神を受け継ぐために選ばれた。
*ターニャ ブラダリッチ
ウィーン応用美術大学卒業、ラフシモンズ、ヴェロニクブランキーノの下で学ぶ。
バレンシアガ、クロエ、クリスチャンワイナンツ、プンタセタで研修の後、レーベルを2011から設立。
*大前 太郎
ウィーン応用美術大学在籍、ヴェロニクブランキーノ、ベルンハルトウィルヘルムの下で学ぶ。
ウェンディー&ジム、バレンシアガ、ラディッチ&モルガー、クロエで研修の後、ターニャブラダリッチとレーベルを設立。
VISIT FOR
Nishiwaki Atsushi