『インプロビゼーション(即興)』をキーワードとし、型にとらわれる事無く自由に思うがままに作り上げるファッションレーベルbodysong.の新作が発表された。
今シーズンのbodysong.は固定のテーマである『インプロビゼーション』という固定意識に+して『許可無き一方的共同作業』という裏のテーマを設定。即興製作の対象として有名無名問わず自らがチョイスした『ブランド』の名前を付けられた洋服を無作為に複数選びだし解体し繋ぎ合わせて洋服をリモデル(再構築)。音楽の用語で云う『リミックス』という言葉と『ディスクジョッキー』という言葉と存在の意味を意識し織り交ぜその役割と立場に成りきるような感覚で製作。即興性と偶発性によってエラーに似たものを作り上げた。なお今回製作したリモデルラインは全て一点ものとなっている。
今までのダークトーンの印象から一転し色が溢れた今シーズン。良い意味で『着たい』と思わせる洋服が増えた気がする。彼の即興的感覚は今『ポップ』へと向かっているのだろうか。
→bodysong. Interview 1/2
→bodysong. Interview 2/2