Fashion Show

tactor

tactor ( タクター)とはtactile(En): 触覚の、触知できる、から派生させた造語。服の視覚的な肌触りを大切に、五感にひびく特別な一枚を提案。プリントテクニックやユニークな素材の組み合わせを用いて、着る人を解放し、日常の一歩先を照らす。
 
17AW コレクションテーマは”ESCAPISM”。現実以上の尊い「なにか」に思いをはせる自分だけの時間、刹那的な白昼夢をテーマとし、異なる質感のテキスタイルとプリントをかけあわせ、軽やかなオーバーサイズのシルエットに託した。コレクションのメインとなるラメ生地やスパンコールに施したオリジナルのプリントは、夢想の先にある安息の地の植物がモチーフ。シルバーやホワイトの独特なきらめきと、ビビッドな差し色を放つ。しっとりとした触りごこちのパイル生地は、今治の渡辺パイル織物の「フェルガナ」表と裏、異なる表情で、ふっくらと暖かく身体を包む。
 
デザイナー:山本奈由子
愛知県生まれ。中部ファッション専門学校卒業後、デザイナー職を経て2007 年に渡英。
ロンドンのセントマーチン美術大学大学院卒業、卒業コレクションをロンドンファッションウイークにて発表。
在学中よりアレキサンダー マックイーン・ヴィヴィアン ウエストウッド・イーリーキシモトにて経験を積み、2014 年に帰国。国内ブランドでのテキスタイルデザイナー経験を経て、2017 年自身のブランドtactor を始動。


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