Blog

masumi TIPSY saito

masumi saito

(Movement Artist / Theo Adams Company )
3歳でモダンダンスを始める。高校卒業後単身渡英。
様々なスタイルのダンスに挑戦する中で独自の踊り方、そして表現方法を確立する。現在ロンドンをベースとし数多くの写真家、映像作家やファッションブランドなど、幅広いジャンルのアーティスト達とコラボレーションを展開。踊り手として舞台作品のみにとどまらず、様々な表現方法に挑戦しカテゴリーに捕われない在り方でその作品達は常に変化を遂げている。

→ masumi saito
→ masumi saito blog
→ twitter

LOUIS VUITTON LEATHER AND CRAFTMANSHIP PERFORMANCE

先日、東京都港区の湾岸エリアにある商業複合施設「TABLOID(タブロイド)」で2日間に分け、女優さんや著名人の方々が足を運んだ事でかなりのメディアに取り上げられてたこのイベント

LOUIS VUITTON LEATHER AND CRAFTMANSHIP PERFORMANCE

実はその演出/パフォーマンスをやらさせて頂いたのが私達 THEO ADAMS COMPANY です

この突然階段を何段も飛ばしてやって来た大仕事にてんてこ舞いでしばらく私こちらのブログ書けずに居ました…

申し訳ないです

ってことで、今回一般公開がなかったこのイベントの内容を内部の人間としてこちらで紹介させて頂きます!!

何も情報を与えず足を運んだゲスト達を全く違う世界に誘い、非日常にトリップさせる為に会場の廊下から一つ一つの小道具、そして細部にこだわった音と光の演出で五感全てを刺激する会場全体異空間に仕立て上げました。(睡眠時間を削って働き続けて下さった皆様に感謝です)

レザーで作られた廊下を抜けると正面に現れる巨大なジッパー
ここを抜けると、パリに一番最初に出来た当初のヴィトンの店舗を再現したショップウィンドー。その中にはカンパニーメンバーのANNAがヴィトンのスカートを
着て動くマネキンさん。その向かい側のウィンドーには本物の職人さんがバッグを縫っています。

さて、具体的にこの空間作りの趣旨はと言いますと、このように建物の中に作られた古い町並みを抜けて迷い込むはパーティー会場でもパフォーマンスステージでもなくホテルのレセプション。そう、会場そのものの内装をホテルに仕立て、その一室一室に様々なパフォーマンスが待ち受けているという。勿論、ホテルスタッフもパフォーマーでそれぞれのキャラを演じ続けています。

個人的にまだ写真が手元にないので詳しい様子はまた後日写真とともに公開します。

その中で私が担当したのは サイレントディスコ

グロッシーな壁、そして床で作られたディスコ。けど無音。
よく見ると壁に沿ってぶら下げられたこちらも革で作られたヘッドホンを耳に付けると3種類の違った曲が流れています。ゲストは好きな曲に耳を傾けながら、3人のダンサーのパフォーマンスを目で楽しみます。そう、これが私の仕事でした。
BEYONCE の DIVA をベースに振り付けをし、そして他どの2曲を聴いても振りがシンクロするように色々頭を使いながら今回振り付けをしました。
ヒップホップベースのコンテ。これは本当に新しい挑戦で、やりがいはありましたが、眠るときも聞き続けたこの3曲を今聞くと気分が落ち込みます。

そんなこんなで、2時間様々なお部屋で同時に起こるパフォーマンスをゲストの皆様に自分で探して出して貰い、それぞれのペースで別々のパフォーマンスを満喫して頂き、最後にカンパニーとしてのフィナーレです!

こちらがメインステージ。ホテルの外観のような仕上がりになっています。
ここで、キャスト全員がそれぞれの部屋でのパフォーマンスの要素を取り入れながら15分間のステージ。

気持ちよかった…

ここまでのプロセスにおいての苦労とストレスを全て最後に発散した感じです。

この瞬間、私はいつもステージに立っていて良かったなと思います。

もう少し、事細かに書きたかったんですが長くなってしまったのでまた後日写真と共にわかりやすく書きます!

じゃ♥

最後のパフォーマンスを終えての一枚でした

Comments are closed.