ちょっとシーズン的に遅くなってしまったんですけど、
今日は僕の好きなデザイナー
HELENA LUMELSKYの S/Sコレクション(おそらくいまアントワープで店頭に出ているコレクション)を
紹介したいと思います。
僕と HELENAはアントワープの学生時代
1年生から卒業までずっとクラスメートでありとても尊敬しているデザイナーの一人です。
まあそのほかにもいっぱいいてこのBLOGでは
AKIKOさん HUIHUIのJOHANNAとアキラくんもクラスメートでした。
みんなちょっとずつ紹介していきたいのですが今回はまずHELENAから、、、
、、、
と そのまえになぜ僕が アントワープ時代のクラスメートを紹介したいと思ったかというと、
BLOGで自分のことをクリエーションを含め素直に書いていきたい
→デザインをするにあたっての僕自身の根元もできるだけ伝えたい
→学生時代のクラスメートとの交流がいかに大事だったかを 思い出した。
やはりアントワープでの学校の先生はもちろん、クラスメートからいろいろと学ぶことが多かったです。
僕がいたときは学校内で ベルギー人、ロシア人、ドイツ人、スウェーデン人、韓国、スペイン、イスラエル、グルジア、、、、、
など本当にインターナショナルながっこうでした.
なのでお互いの育ってきた環境 生活の話をするだけどもとても興味があったし、
そのように違った価値観、、感覚を持った人からでてくるデザインに毎回
圧倒され 衝撃を受けました。
実際このころは 有名なデザイナーを新作をみて何かを感じるより
何倍もクラスメート同士の クリエーションのほうが刺激があり
わくわくしていました。
そのなかでこのHELENA 僕達が3年生のときのデザインの成績で満点を
とったのです。ちなみに 3年で満点を取ったのはアントワープ史上このときが初めてだと
担任のWALTERがいってました。
そのときの作品もとても
時代感があり ユーモアがあって面白いものだったのでまた
YOUTUBEでもアップして紹介したいです。
そして写真が彼女のデザインするコレクションです。
上の写真がA/Wで 下がS/S
まだ 本当に小さくはじめたコレクションですが とても強くそして繊細でセクシーだと思います。
これからも楽しみです。
あと実はもうひとつ HELENAは
じつは僕が日本に帰ってきて 初のコレクションを
’ヨーロッパで出会った新人達’という合同展で発表したときに
(参加ブランド。MIKIOSAKABE、WRITTENAFTERWARDS、AKIRANAKA(POESIE)、HUIHUI、
TARO HORIUCHI、STEREOTYPES)
別のブランドで参加していました
’ステレオタイプス’という名前でこのときはDemna Gvasaliaというデザイナーと二人でやったコレクションです
とても面白かったのですが残念ながら1シーズンで解散してしまいました
残念すぎるので ここでそれも紹介したいです!
’STEREOTYPE’の意味は
*(新鮮さ・独創性を欠いた)定型,典型; 決まり文句; 月並みな[定型化した]考え方(など).
ということですが彼らは いろいろなステレオタイプをユーモアを持って表現するといったコンセプトで
とてもキャラクター感があり 日本的でおもしろいなとおもいました。
これがそのときの彼らの展示スペースです。 ドールが真ん中の手術台に寝かされていて
ロッカーが回りにずらーっと並んでいます。
そのロッカーの中の服を取り出して着てみると、、、
このステレオタイプスたちは
なまえがちゃんと一人ひとりロッカーごとにあって、
学校の先生 だったり
おばあちゃん、レズビアン、全身CHANELのひと、ちゅうごくじん労働者、未亡人
などです。 いまみても面白いとおもうので 書いちゃいました。
なんか長くなりましたが
最後まで読んでくれてありがとう、
ちなみにまだ時差ぼけで4時におきてコレかいてます、、、
HELENALUMELSKY
ヨーロッパで出会った新人達で見て以来しばらく見ないと思ったら解散していたんですか!?HELENAさんのコレクションが日本で見られるが楽しみです。
そうなんです。僕も残念でした。ただ新しいコレクションもとても魅力的ですし、彼女がやめずに続ければかならず日本で見られる日が来ると思います