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MIKIO SAKABE

MIKIO SAKABE / 坂部 三樹郎

2006年アントワープ王立芸術アカデミーファッション科首席卒業。
'07-08 A/W コレクションをパリコレクションにプレゼンテーションという形で公式参加。
台湾出身のシュエ・ジェンファン(Shueh Jen-Fang)と共に、レーベル MIKIO SAKABEを立ち上げ、'08 S/S コレクションから東京とパリで発表。
→ MIKIO SAKABE

残せたように見えるもの

最近 いろいろな メディアができて

コミュニティーができていて 

新たな可能性があることがたくさんあります。

TWITTERやこのBLOGですら

僕にとってはとても新しくて新鮮です。

 FASHIONもどんどん変化してきているのですが

そのなかで 何か引っかかったので 

今回はそれについて書こうと思います。

 STYLE.COMやそのたのページのおかげで

いまではすっかりファッションショーの1日後にとても綺麗な写真で

コレクション画像を見ることができます。

有名メゾンは映像も見れます

それってとてもうれしいことですが

ただコレクションを本当に見るのとは違うと思うのです

じっさいに感じるには 自分でその場にいって

みてみるのが一番よいとおもいます。

 本当に’ ファッション ’を知るのは 写真でも映像でも

3Dめがねでもないのです

その場のショーが始まるまでの待ち時間や

隣の人との距離

そしてモデルが歩くスピード 

ヘアーメイク 演出 全ての人と空間

音楽が 交じり合って 魔法のようなものがおこるのです。

良いショーにはそれがありますし

それはその場以外ではやはり感じることのできない

何か特別なものだと思います。

最近ではいろいろな技術が発達して

ショーは行かなくても

写真でなんとなく わかったようなきになってしまいます

ただいつのときでも

本当に大事なものは

そういった形では残せないような気がします。

 

来週のWRITTENAFTERWARDSのショー

とてもたのしみです。

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