アウトサイダー・アート(英: outsider art)とは、
特に芸術の伝統的な訓練を受けておらず、
名声を目指すでもなく、
既成の芸術の流派や傾向・モードに一切とらわれることなく自然に表現した作品のことをいう。
アウトサイダー・アートを作る芸術家をアウトサイダー・アーティストという。
私は常々思うのですが、「この作品のコンセプトは?」「なぜ作品を作っているの?」
という質問をしてきて、特に理由がなかった時、あからさまにガッカリ、冷たい目で見る人って結構多いです。
コンセプチュアルな作品に陶酔した事はありますし、感銘を受けた事はもちろんありますが、
それを求めた事はありません。
みんな、何が欲しくて、何がしたいのでしょうか。
ただ「創る」という情熱だけに突き動かされて出来た作品は「薄っぺらい」のですか? 不思議です。
写真はフランスの知人でコラージュアーティスト。Thomas Frank。
彼は恋人に振られてホームレスになってしまい、失意のどん底の時、路上で拾った新聞や、ポルノ雑誌、
紙切れなどを使ってコラージュし始めたそう。
創ったものに理由があってもなくてもいいじゃん、って思います。
アートを「どんどん売って儲ける」場合は違うかもしれませんが。
人の心を捉えるのは「商品」なのか「作品」なのか。
結構答えはシンプルなような気がします。
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