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SHUN OKUBO

SHUN OKUBO / 大久保 俊

エスモード東京校で学んだ後、2002年パリに渡りステュディオ・ベルソーに入学。同校卒業後ROBERT NORMAND,BALENCIAGA,HAIDER ACKERMANN等のメゾンで経験を重ねる。2007年、ジュエリーブランドSHUN OKUBO&ASSOCIATESを立ち上げる。2009年、株式会社SHUN OKUBO&ASSOCIATESを設立。
SHUN OKUBOデザイナー。オンワードBEIGE,ジュエリーデザイナー。

Official HP: www.shunokubo.com
Facebook: http://www.facebook.com/pages/Shun-Okubo/388696241209283
Twitter: http://twitter.com/SHUN_OKUBO

James Blake live at Liquid room 2011/ review tweet @SHUN_OKUBO

先日James Blakeのライブの感想をTwitterで書いたので試験的にブログに転載。

Twitter上でもう読んじゃってる人は重複すみません。

とても良いライブでした。ところでJames Blakeの曲、昨日Taro Horiuchiの展示会でもかかってたらしいです。

@SHUN_OKUBO from Twitter

2011/10/29 23:21:09

1)ちょっと前に、恵比寿のリキッドルームにJames Blakeのライブを観にいった。全体を通して大変素晴らしかったのだけど、やはり突出していたのは、超意識的に、というか真っ正面から曲(音色、リズム、ハーモニーetc)に揺らぎやズレを生じさせて演奏していたということ。

2011/10/29 23:23:03

2)言い換えれば、規則的なビート、グルーヴということに不信感や違和感をもっている、というかそれらを信頼していないということだろう。ビートやグルーヴはとても気持ちいい。だけど、そこに安住してしまっていいのか?という意思表示がとても感じられるライブでありました。

2011/10/29 23:25:29

3)坂本龍一さんが前に言ってたんだけど、ヒップホップをやっているような連中も、90年代後半からクセナキスやシュトックハウゼンなんかのことをカッコイイっていうような動きというか感性が現れてきた。その位の世代から、曲の中に揺らぎやズレを生じさせるようなミュージシャンが出てきた。

2011/10/29 23:28:02

4)例えばOvalとか、日本だとAsachang巡礼とか、たくさんたくさんいるんだけど、そういう人たちからまた10年くらい経ってJames Blakeの世代なう的な感じでしょう。ただ、Blakeの今回のライブ中にはそういう揺らぎみたいなものが一切感じられない、スマートな曲もあった。

2011/10/29 23:32:35

5)Blakeは、ビートやグルーヴ感というものに不信感を頂きながら、それを裏切ることによっての快感を得るということと、あれ、やっぱ、ビートっていうのも全体主義っぽいし知的じゃない気もするけどやっぱ気持ちいいよな!みたいな素直な開き直りも感じられて、その辺に彼に対する好感を感じます。

2011/10/29 23:34:52

6)あとは、分かりやすいところで言うと、ドS感満載と言うか、若いというかw、暴力的な超重低音の波動砲の後の美しい鍵盤による旋律とか、その辺の分かりやすい演奏も素直でいいなあと思うわけです

2011/10/29 23:40:09

7)つまりBlake自身が揺らいでいるということに、何かこう人間らしさみたいなところを感じちゃうんですよね。彼が揺らいでる真意がすごくよく分かる。

以上、James Blakeライブat Liquid roomの感想ツイート転載しました。

よかったら@SHUN_OKUBOたまに覗いてみて下さいね。

そろそろ展示会なので、明日以降はそれに関するツイートもしていきたいと思っています。

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