サッカー日本代表アギーレジャパン ブラジル戦大敗を分析します。
これで3年連続でブラジルと対戦し、3試合で11失点。そのうち7ゴールをネイマールに決められたことになります。
トホホホホ
サッカー分析行く前に
特定秘密保護法を12月10日に施行と閣議決定したそうですが、憲法違反なので、単なる脅しです。
司法の当たり前
『規則』より『法律』の方が上にあり、さらに憲法が上に来ます。
秘密保全法は、明らかに憲法違反です。
第二十一条 集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する。
○2 検閲は、これをしてはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない。
これに違反してます。
つまり、違憲です。
第三十一条 何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない。
第三十二条 何人も、裁判所において裁判を受ける権利を奪はれない。
第九十八条 この憲法は、国の最高法規であつて、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。
以上引用おわり
では、サッカー分析いきましょう。
サッカー:キリンチャレンジカップ:日本vs.ブラジル(会場:シンガポール) 2014年10月14日(火) 19時45分
日本0−4ブラジル
得点者
ネイマール(前半18分)
ネイマール(後半3分)
ネイマール(後半32分)
ネイマール(後半36分)
ブラジル代表メンバー
GK ジェフェルソン 1
DF ダニーロ 2
DF ミランダ 3
DF フィリペ・ルイス 6
DF ジウ 14
MF ルイス・グスタボ 17
MF エリアス 22
MF オスカル 11
MF ウィリアン 19
FW ジエゴ・タルデッリ 9
FW ネイマール 10
日本代表メンバー
GK 川島永嗣 1
DF 酒井高徳 3
DF 塩谷 司 16
DF 太田 宏介 21
MF 森重真人 6
MF 柴崎岳 7
MF 田中順也 8
MF 森岡亮太 17
MF 田口 泰士 22
FW 岡崎慎司 9
FW 小林 悠 19
スターティングメンバーが驚きました。
岡崎
田中順 小林悠
森岡 柴崎
田口
太田 森重 塩崎 酒井高
川島
ブラジル戦でありながら、本田、長友、細貝、武藤まで外してきました。
相当なオドロキです。
アンカー田口って、大丈夫なのか??
まあ、このメンバーでブラジルに勝つ可能性があると思うサッカー詳しい人は、ほぼ皆無だと思うが
試合が始まってみると、ピッチがでこぼこで、両チームとも苦しそう。
とはいえ、ブラジルが1点取った後は、いつものように省エネモード
明らかに本気じゃない。
でも、この本気じゃないブラジルが一番怖いわけで、本気じゃ無いモードから、突然本気になる。
ここでやられるのが、いつものパターン。
アギーレ監督が、試合後に、「前半の守備は良かった」と発言してましたが、たしかに、前半の守備は、無理にボールを取りにいかず、ディレイしてポジショニングで、守備の穴を埋め、最後にプレッシャーをかけることで、相手の攻撃のスイッチを入れさせない守備が出来ていました。
だから前半0-1ですんだと思います。
思ったよりやれた。
だから、全く悲観することはありません。
ただ、逆に、この守備が、ブラジルを楽にさせ、後半の攻撃に繋がったのも、これまた事実なわけで。
ブラジルは、前半、全く分からない日本代表の様子を伺っていたと思います。
特に、柴崎が、中盤で良いターンから相手を抜くシーンなんかを良く見ていたと思います。
そういった癖というか、軽いプレーをブラジルが見逃すはずがありません。
日本のセットプレーの際のカウンター対応を田口と酒井高徳の2人でやっていたのもポイントで
カウンター対策が劇甘でしたね、正直な話。
というわけで、ブラジルは、後半、日本を圧倒していきます。
後半3分に、再びネイマールにやられ ました。
これも、典型的なブラジルパターンですよね。
試合の開始直後と終了直後に、本気になって攻めてくる。
分かっているはずなのに、対応出来なかった。
後半、主力組と思われる選手を続々投入した日本でしたが、流れは全く変わらなかった。
これは、ピッチがぼこぼこで、ピッチに慣れるまで時間がかかったということも大きそう。
これが、ちょっとしたミスやトラップのずれを生んだのかも。
こういうピッチで最も強いのがブラジルという国の選手達。
カカやロビーニョといった後から入ってきた選手は、ちゃんと対応していたわけで、日本は言い訳出来ませんね。
得点は全てネイマール
もう、ネイマールから学んだ方が良さそうです。
無駄の無いスムーズな動き、滑らかな加速力、しなやかな動き。
ネイマールは、日本人と変わらない華奢な体格です。
でも、潰せないのは、しなやかだからです。
日本の選手は、とかく筋肉でガードして大柄の選手に当たり負けしない身体作りをしようとして失敗する人が多いです。
しなやかで柔らかければ折れない。
一流の選手は、皆、しなやかで柔らかいです。
U17の頃は、ネイマールも、宇佐美も柿谷も同レヴェルだったと思います。
そこから差が付いたのは、闘っている相手が違うこと。
それから、しなやかさをより多く獲得しているからです。
体幹は鍛えられているのに、しなやか。
動作がスムーズでスピードがある。
これが、ネイマールです。
日本の選手達は、どんどん研究して取り入れて欲しいです。
ガンバの藤春選手なんかが同じような走り方をしていて、一時凄く良かったのですが、最近落ち込んでますね。
やはり、しなやかさとスピードの両立が必要なのでしょう。
Jリーグや今までの親善試合で光輝いていた柴崎も、守備でブラジルにボコボコにされました。
思う事はあったでしょう。
これが無いと、成長出来ません。
今の実力では歯が立たないという経験を積まないと強くなれない。
そういう意味では、今まで活躍出来ていた武藤とか柴崎は、この試合で、それを痛感したことでしょう。
それをきっかけに伸びてくれればポジティブです。
おそらく、この試合は、主力組が出ていても、ボコボコにされたと思いますが、そうと分かっていたから、あえて若手中心のメンバーを組んで、その状況の中で闘える選手を見極めた。
そして成長を即したということなのかな。
この試合の後、岡崎が興味深いことを言っていました。
4失点という結果については「一人一人が個人の能力を高めないといけないというのもあるし、さらにチームとして今の戦い方でやるんだったらもっと徹底的にやらないといけないし、突き詰めないといけないところはいっぱいあると思います」と課題を口にした
ブラジル相手に、1対1で闘ったら、負けますよね。個人の能力で劣っているから。
それを組織で闘ったら、補えることはある。
でも、やはり、個人で勝たないことには、実力が上がらない。
だから、まず個人の能力を高めた上で、組織的に闘えるようにしないとならない。
ということです。
岡崎は、本当に一歩一歩着実にトータルの実力を上げてきていて、今は、ドイツブンデスリーガで得点争いの首位に立っている。
それでも、ブラジルの固いボランチの2人とセンターバックの2人のブロックを突き崩すのは難しい。
一回バーに当たった惜しいシュートはありましたけれども。
だから近づいてきてはいるわけです。
この試合、ポジティブだったのは、左サイドバックの太田ですね。
太田の攻撃力、クロスやパスの精度は、ブラジル相手にも十分に通用していたと思います。
左サイドのセットプレーは、全て太田が蹴るべきだったかも。
ただ、サイドバックでの守備に関しては、1−2を多く作られていましたので、ポジショニングが中途半端になる場面が多かった(連携の問題ですが)ですし、センターバックの位置に入った時も、ディフェンス甘かったです。
このあたりを改善出来れば、右サイドバック長友で、左サイドバック太田という選択は、十分有りだと思いました。
Jリーグにおいて、最も効果的な4−3−3をやっていたのは、2010年の清水です。
小野伸二が帰国して入団し、劇的に変化、首位を走った前半
岡崎や太田は、ちょっと思い出して欲しいですね。
なぜ機能したのかを。
清水2010
ヨンセン
岡崎 藤本
兵働 小野
本田拓
太田 ボスナー 平岡 辻尾
西部(山本海)
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