秋の気配を感じては切なくなる季節がきてしまった。
そんな季節は僕自身オープンマインドでコレクションを組み立てる時と合い重なって時に辛くもあります。
そして誰かを愛おしく想うと言う事の意味を、、、
でも、、、きっと、、、それが必要不可欠。
2012 S / S collectionのテーマは
『sensation—夏の感触』
と題しました。
テーマとなる言葉は詩人アルチュールランボーの詩のタイトルです。
彼は1870年前後、激動のフランスに彗星のごとく現れた詩人。
ですがその文学的活動は数年にとどまり、コトバをかりると、、、、、
「フランス文学史上、孤高の光を放った稀有の詩人」と評されています。
または、『早熟の天才』とも、、、
そんな彼の詩は彼自身の生き方そのものを反映し、
あらゆる詩人たちに強烈なインパクトを及ぼし続け、
短い青春を燃え尽きるようにして駆け抜けてゆきました。
アルチュールランボー
僕は大好きな彼の詩の世界を見たくて今シーズンはランウェイではなく、監督に先シーズンのヴィジュアルでもご一緒した宮原夢画さんと共にショートフィルムを撮りたいと!!っというか撮る事になりました。
そしてその映像を下記に日程で上映します。
会場:渋谷シネマライズ
http://www.cinemarise.com/
日時:10月21日(金)
開場/21:30 上映/21:45
開場/22:00 上映/22:15
開場/22:30 上映/22:45
です。
特にINVITATION等は必要ありません。
友達や恋人、大事な誰かと普段映画に行くような感覚で足を運んで頂ければ幸いと思います。
お時間ありましたら是非見に入らして下さい!!
最後に色々な訳はありますが僕はこれが好きです。
『sensation-夏の感触』
夏の青い夕暮れにぼくは細道を行くだろう
小麦の穂にチクチク刺されながら雑草を踏みに
夢想家のぼくはその爽やかさを足に感じるだろう
ぼくは無帽の頭を風に気ままに洗わせるだろう
ぼくは語ろうとせず何ごとも思わないだろう
しかし限りない愛がぼくの魂にこみ上げてきて
ぼくは行くだろう
遠く遥か遠くジプシーのように自然になかを
一人の女性を連れ立ったように楽しく
なんて綺麗な詩だろう!!っと思う。
そんな想いを込めたコレクションです。