サッカー日本代表ハリルジャパン ロシアワールドカップアジア最終予選日本対イラク ホーム分析
キックオフ: 2016/10/6(木) 19:35 試合会場: 埼玉スタジアム2002
日本2−1イラク
得点者
原口=1
山口蛍=1
サード アブドゥルアミール=1
サッカーの前に、中東のチームと対戦する度に思い出したいのは、アメリカとその仲間達による中東の侵略戦争です。
今回サッカーで試合したイラクですが 、言いがかりをつけられて軍事侵攻されたイラクが、アメリカを訴えるようです
911自作自演テロを起こして『テロとの戦争』という名前の侵略戦争を始めたブッシュ・チェイニー・ラムズフェルドという『悪の枢軸トリオ』
当時のNATO最高司令官であったウェスリー・クラーク元アメリカ陸軍大将が証言しています。
「2001年9月11日のニューヨーク同時多発テロの9日後の9月20日にイラクを攻撃すると聞いた」
「アルカイダとサダムフセインの繋がりは見つかっていませんが、攻撃することを決めたのです。」
「ラムズフェルド国防長官のこの計画書に、5年で7カ国を手に入れるとある。
イラクから始めて、シリア、レバノン、リビア、ソマリア、スーダン、最後にイラン」
「ウェスリー・クラーク元アメリカ陸軍大将が語る中東問題
シリアのアサド大統領RTインタビュー(アノテーション日本語字幕)
https://www.youtube.com/watch?v=09P5Z0XHdtQ&feature=youtu.b
実はPhotoshop捏造合成だらけだったシリア情勢
シリア反政府勢力側の映像がPhotoshop加工だらけであることが暴露された。子供の遺体の使いまわしは人道的にも許されるものではないだろう。反政府勢力が「化学兵器使用の証拠」を述べてから、日本や欧米諸国は、その反体制派の発表をほとんど検証せずに議論に載せている。
http://matome.naver.jp/odai/2138008767102579701?&page=1
内戦起こされて無茶苦茶にされたイラク・リビア・シリア・アフガニスタンは、ブッシュやラムズフェルドやチェイニーやウォルフォウィッツ達に損害賠償請求すべきです。
これら米国が仕掛けた戦争やテロによって100万人以上が犠牲になり、数百万人以上が住む場所を失っているのですから。
アメリカの世界支配妄想『ウォルフォウィッツドクトリン』こそが、『悪の枢軸』だったのです。
さて、サッカーですが、「これぞアジア最終予選」という感じの力の入った試合になりましたね。
最後2-1で勝てたのは、やはり『気力』の部分で上回ったためかなと思います。
けっこう皆さん、イラクを『格下』と勘違いしている人が多いようですが、イラクは、かなり強いですよ。
今まで対戦したロシアワールドカップアジア予選の中では、ナンバーワンに強いと思います。
イラクは、『アメリカとその仲間達』に言いがかりをつけられ侵略戦争を起こされ、100万を超える犠牲の戦争が継続しており、ホームで闘えないのです。
その結果として負けているだけで、弱いから負けているわけではないと思います。
現在のイラク代表は、2013年のFIFAU20ワールドカップでベスト4になった時のメンバー中心です。
いわば、イラクの黄金世代です。
先日のリオ五輪でも優勝したブラジルと引き分けてましたし。
ブラジルのホームでブラジルと引き分けることが出来る実力を持っているということです。
これから4年後、8年後を考えると、アジア最強の一角になっていきそうなチームです。(大体U20ワールドカップで活躍した10年後くらいにチームは最強になります=2005年の勝者アルゼンチンの主力は、メッシとアグエロ)
日本は、2007年以来、U20ワールドカップに出場していませんし、イラクのベスト4を上回ったのは、1999年に準優勝したトルシエジャパンの時だけです。
イラクを『格下』と考えるのは間違っています。
ちなみに、2007年ベスト8のメンバーがこちら。
監督 吉田 靖
コーチ 森保 一
GKコーチ 慶越 雄二
U-20日本代表FIFA U-20ワールドカップ カナダ2007メンバー(2007年6月15日)
ポジション 氏名 年齢 所属
GK
林 彰洋 20 流通経済大学
武田 洋平 19 清水エスパルス
権田 修一 18 FC東京
DF
福元 洋平 20 大分トリニータ
柳川 雅樹 20 ヴィッセル神戸
槙野 智章 20 サンフレッチェ広島
安田 理大 19 ガンバ大阪
内田 篤人 19 鹿島アントラーズ
香川 真司 18 セレッソ大阪
MF 梅崎 司 20 グルノーブルフット38
森重 真人 20 大分トリニータ
藤田 征也 20 コンサドーレ札幌
太田 宏介 19 横浜FC
田中 亜土夢 19 アルビレックス新潟
柏木 陽介 19 サンフレッチェ広島
青山 隼 19 名古屋グランパスエイト
平繁 龍一 19 サンフレッチェ広島
FW
河原 和寿 20 アルビレックス新潟
青木 孝太 20 ジェフユナイテッド千葉
ハーフナー マイク 20 横浜F・マリノス
森島 康仁 19 セレッソ大阪
そもそもコーチが広島3連覇の立役者の森保さんというわけで、コーチが良かったのもありそうですが、メンバーもなるほどです。
香川がディフェンス登録で森重がMF登録とか、面白いですが
GKは、林と権田
DFに槙野と森重と内田と太田
MFに香川と柏木、梅崎と田中亜土夢(2015年フィンランドリーグベストイレブン)
で、FWにハーフナーマイクです。(昨季オランダリーグ得点ランキング5位)
予選の時は、乾とか金崎とか山崎とか長沢なんかも居たようですね。
というわけで、現在第一線で活躍している選手が非常に多いことが分かると思います。
こういう経験って大事なんですよね。
というわけで、13日から始るU20ワールドカップ出場をかけたU19のアジアカップは、非常に大事ですね。
もっとも、U20ワールドカップに出れなかったから活躍が不可能というわけではなく、良い選手は沢山居るので、是非その長所を伸ばして活躍していただきたいものです。
さて、今回の試合は、2007年U20ワールドカップベスト8の9年後です。
先発は
岡崎
原口 清武 本田
柏木 長谷部
酒井高 森重 吉田 酒井宏
西川
トップ下は香川ではなく清武
これは、やはりフリーキックの精度を考えてのことだと思います。
現状、香川はスーパーサブの方が生きるかなと。
そして、原口と清武の進化は、この試合の1点目に如実に現れていたなと思います。
まず、原口が中盤のハーフェイライン自陣側でボールを奪い、そのこぼれ球を清武が拾い、そのまま前線へ向かってドリブルで持ち上がり右サイドの本田へパス、そこから驚いたことに清武は本田の右側大外を駆け上がっていってボールを受け、クロスを送りました。(スローで見ると清武がオフサイドくさかったけれど、意表をつく大外まわりだったので審判が気付かなかったのだろう。筆者も全く気付かなかった)
さらに、そこに走り込んでシュートを決めたのは、中盤でボールを奪った原口です。
めちゃ走ってる。
ここぞという時に、走っている。
それがシュートが入った理由です。
正直、今まで,こんな清武は見たことなかったです。
やはり、パスした後にあの位置に走れないと、トップ下(セカンドストライカー)というのは務まらないと思います。
そして、原口の肉体改造の成果は如実に現れているなと思います。
ボールを奪う能力にしても、守備の能力にしても、ポストプレーの能力にしても、走る能力、そして止まる能力にしても、明らかに質が上がっています。
それは、長谷部がドイツに移籍した後にも感じたことですね。
やはり、フィジカルが強い選手と渡り合うために肉体改造をした結果として、フィジカルが強くなったということでしょう。
本田もそうですよね。
この試合の日本代表の闘い方を酷評している人が多いようですが、筆者はそうは思いません。
少なくとも、前半の45分間の基本的な闘い方は良かったと思います。
この前半45分の闘い方が良かったことが、最終的に勝てた遠因になっている(最終的に体力で上回ることが出来た)ことは間違い無いでしょう。
そして、後半10分くらいまでは、ほぼ問題無かったと思います。
問題は、後半になって、2連敗で後が無い状態で、しかも0-1で負けているイラクが攻撃に力を入れてきた時点で、日本がどう対処したかのところです。
後半8分にイラクは、アムジェド アットワン→マフディ カミルという交代をしています。
ここから一気にイラクは攻撃の力を強めてきました。
そして、日本は、かなり押される展開になりました。
ここで、ハリルホジッチ監督は、ボランチを柏木に変えて山口蛍にしようとしました。
これは、戦術的な交代だと思います。
1−0で勝っている状況で、相手の選手交代による戦術変更を見定め、後半15分を目安に新しい選手を投入するのは、いわば王道の交代です。
相手サイドが攻撃的になったことを見越して、山口蛍を入れて中盤の守備を強化し、サイドバックを上げて対処する方法論だったと思います。
で、それに合わせて相手が交代してきたら、おそらく本田か岡崎に変えて浅野を投入して、カウンターを狙う戦略だったのかなと。筆者ならそうします。
この交代は間違っていなかったと思います。
ただ、交代する前のタイミングで失点してしまい、試合のプランが大幅に狂ったことが苦戦した原因です。
この失点の場面で、ハリルホジッチ監督は、山口蛍に対して戦術的なレクチャーをしていて、見ていなかったようです。
で、この失点の場面ですが、安直に倒した酒井宏樹も突っ込みどころはあるのですが、酒井高徳が完全にマークを見失っています。
この失点は、戦術的な問題ではなく、完全に選手のミスが重なったものです。
酒井高徳は、試合開始当初のフリーキックの場面でも、マークしている相手にヘディングを易々と許していますし、この試合におけるゴール前での高さの競り合いに関しては、非常に危なかったことは確かです。
今まで試合を見て来て、これだけ酒井高徳がゴール前で競り合いに負けるというのは見たことが無かったので、何が原因なのか、きっちり見直して修正することが必要でしょう。
基本的に、酒井高徳は、フィジカルがとても強く、競り合いで負ける場面はあまりなかったと思います。
判断のミスでポカをする場面は、けっこう見ましたけど。。
酒井高徳は、機動力もフィジカルもあり、守備範囲が非常に広いので日本代表のサッカーに合った選手の一人だと思いますので、是非このミスを修正・克服して頑張っていただきたいものです。
そして、酒井宏樹に関しては、イエローカードで次節出場停止になってしまったので、その代役が必要になってきます。
現状では、高さが不足しているので、槙野が適任と思われます。
イラクも背が高かったですが、オーストラリアも高いですから。
さて、1−1になってしまって、どうしても勝ちたい日本は、柏木に変えて山口蛍、岡崎に変えて浅野、本田に変えて小林悠を投入しますが、どれも現状を変えるにはあまり効果がなく1−1のまま時が流れます。
そして、後半40分過ぎ、遂に日本は吉田を前線に残してパワープレーを始めます。
で、この効果はありました。
吉田目がけてロングボールを蹴り、吉田が競って落として、その球から再三チャンスが生まれました。
正直、吉田はトゥーリオ並の攻撃力とフォワード適正能力があるようです。オドロキました。
さらに気が利いていたのは、センターバックを森重と長谷部がやっていたことですね。
長谷部が最後尾に居ることで、相手カウンターに対するスピードも確保出来ましたし、ロングパス、ミドルパスの精度も上がりましたし、状況判断が的確になったと思います。
こんな布陣
吉田 浅野
原口 清武 小林悠
酒井高 山口蛍 酒井宏
森重 長谷部
西川
かなり理にかなった布陣です。
最前線は高さ+スピード
2列目は、仕掛けられる選手を両サイドに置き、パスを供給出来る清武を真ん中に
3列目の守備力も高いことが分かります。
これなら、相手カウンターを防ぎながら安心して攻撃が可能です。
決勝点は、吉田がサイドで粘ってフリーキックをゲットし、フリーキックからこぼれ球を山口蛍がミドルシュートで決着。
劇的なゴールでしたが、これは偶然生まれたものではないと思います。
やはり、どういうやり方が一番効果があるのか?守備の際にも攻撃の際にも機能するのか?考えた上で作った布陣だったので機能したということでしょう。
次のオーストラリア戦は、やはり高さ対策とフリーキック対策はきちんとやらないとだめだと思います。
オーストラリア対サウジアラビアの試合を見る限り、思ったよりも繋いでくるチームみたいですけど。
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