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SHUN OKUBO

SHUN OKUBO / 大久保 俊

エスモード東京校で学んだ後、2002年パリに渡りステュディオ・ベルソーに入学。同校卒業後ROBERT NORMAND,BALENCIAGA,HAIDER ACKERMANN等のメゾンで経験を重ねる。2007年、ジュエリーブランドSHUN OKUBO&ASSOCIATESを立ち上げる。2009年、株式会社SHUN OKUBO&ASSOCIATESを設立。
SHUN OKUBOデザイナー。オンワードBEIGE,ジュエリーデザイナー。

Official HP: www.shunokubo.com
Facebook: http://www.facebook.com/pages/Shun-Okubo/388696241209283
Twitter: http://twitter.com/SHUN_OKUBO

資料

今日の午後は資料を眺める時間が多かったが、

パリの学生時代に頃購入したこの一冊もパラパラとめくっていた。

“FASHION”  by Cathy Newman, NATIONAL GEOGRAPHIC.

デザインに至る道はその時々によって違うけれど、リミックス的な手法はHUSSEIN CHALAYANやNICOLAS GHESQUIEREや特にこの本から多くを学んだ気がする。

血が通っている民族服は超絶にストロングなため、なかなか太刀打ちできないが、自然と対話しその力を操る風水師のように、ときにデザイナーはその大きな力を借りてくる。

母校のSTUDIO BERCOTでは、言葉でそんなことを教えてくれることはなかったが、デザインメソッドとしてはこのような手法を一貫して叩き込まれた。

民族服だけではなく、世界に散らばっている、目に見えにるもの、目に見えにくいもの、目に見えないものをフィルタリングし、サンプリングする。

一見そういった態度は軽薄そうに見えるかもしれないが、まずはオープンマインドの精神とリスペクトの心と謙虚さからすべては始まる。

HUSSEINは人工的に作られたものに興味が強く(添付写真は民族服ですが、)、GHESQUIEREは過去のデザイナーのアーカイブから多くを取り入れ、HAIDER ACKERMANNは民族服からの影響がそれぞれ強かったと思う。デザイナーによって傾向はあるけれど、いずれも素晴らしいデザイナーは様々な場所からアイデアを拾い集めてくる。

ところで、上に書いたような大袈裟なものではありませんが、最近こっそりとBLOGもやっておりまして、基本毎日少しずつweb上に集めものをしています。

ゆったりとやっておりますので、ご興味のある方はたまに覗きに来て頂けたら嬉しいです。

http://thousandobjects.blogspot.com/


“FASHION” Cathy Newman, NATIONAL GEOGRAPHIC.

National Geographic

Amazon

モンゴルの民族服。

HUSSEIN CHALAYAN 1998S/Sコレクションより

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