懸念のACTAですが、衆院の外務委員会で採決は回避されたそうですが、明日の金曜日に再び委員会を開くとのことで、要注意です。
議員さん達に、直接働きかけてACTA反対にまわってもらいましょう。
あまりにも怪しい条約で、EU議会では470対30の圧倒的大差で否決したものを何の審議もなしに通過させることがあってはなりません。
ACTAに対する ご意見は
衆議院 外務委員会
http://www.shugiin.go.jp/itdb_iinkai.nsf/html/iinkai/iin_j0040.htm
地元の衆議院議員へ
http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/syu/giin_f.htm
衆議院議員 斎藤やすのりBLOGさんが、詳しくまとめておられるようなので引用します。
衆議院議員 斎藤やすのりBLOG
http://saito-san.sblo.jp/article/57852240.html
『ACTA』について
衆議院議員 新党きづな 斎藤やすのり
今、国会中に衆議院で採決されると言われているACTAについて、今国会中の採決については拙速であると考えます。その理由は以下の通り。
1)国内法より上位にきてしまう国際条約が、国会でろくな審議がされないまま、採決されようとしている。参議院の質疑は半日だけ。衆議院は質疑しないで採決?。
2) 外務省は偽造品と模倣品を取り締まる法案と掲げつつ、中身は知的財産権の権利と保護強化であることが国会議員に周知されておらず、各党の議論も生煮えの状況。
さらに、このACTAそのものも批准に反対すべきであると考えます。その理由は以下の通り。
1)ACTA協定で明記されている規制はすでに国内法で実施されているものの、協定には日本の社会にはなじまない『法定損害賠償』、『非親告罪』などが書かれています。
外務省はこれを国内法を根拠に実施しないから問題ないとコメントしていますが、そもそもこのような中身の条例に批准してもいいのか疑問ですし、時の政権が『国際条約だから実施すべき』という方針を定めた場合、止めることはできません。
2)さらにTPP加盟後に、知財侵害や著作権侵害があった場合、TPP協定参加国から『ACTA協定に書かれていることを実施されていない』と訴えられた場合、国内法で守られているのでということは通じなくなるのです。そもそもTPPには法廷損害賠償も非親告罪も米国が要求していると言われており、ACTAに批准しなくても、今回、問題になっている多くのことがTPPで実施されるリスクがあります。
最後に、このACTAは交渉が秘密裏に進められました。欧州で250万人のデモが発生し、欧州議会で否決された理由の多くはここです。リークサイトから情報が漏洩し、欧米市民の多くがこのACTAについては反対です。ACTA研究の第一人者である駿河台大学の八田先生によると「最も推進しているUSTRは『米国国内法はACTAレベルになっているから』と米国議会を通さず無理やり通そうとしたが、反対運動や専門家による問題点の指摘等があり、批准しない流れに。ヨーロッパの国々、メキシコなども米国と同様で、批准の見込みがあるのは、唯一日本のみ」。つまり、日本は梯子をはずされたのです。
以上
引用
http://saito-san.sblo.jp/article/57852240.html
2012年8月29日 – 13:52 ·
衆議院議員 斎藤 やすのり@saitoyasunori2時間
#ACTA きょうの外務委員会、結局、採決に至らず。31日に再度、委員長職権で委員会を開くそうだ。そこで採決?。きょう、問責決議案が採決されて、”休会状態”になってもやるってこと?。野党の出席なしで海外の条約を決めるなんてことはあり得ない。ただ、あり得ないことをするのが今の政権。
https://twitter.com/saitoyasunori/status/240673236327735296
2012年8月29日 – 13:43
笠井あきら@akibacsi3時間
今日の衆院外務委員会。民主党は、ACTA含む4条約の採決強行を狙いましたが、他野党欠席のなか、きちんとした与野党出席下の落ち着いた慎重審議を求め、今日は採決なし。その代わり31日午前のわずかな審議で採決する日程を無理やり決めました。またまた、とんでもない‼
https://twitter.com/akibacsi/status/240671033294725121
以上引用
ということで、31日金曜日が山場のようです。
ACTAに対する ご意見は
衆議院 外務委員会
http://www.shugiin.go.jp/itdb_iinkai.nsf/html/iinkai/iin_j0040.htm
地元の衆議院議員へ
http://www.shugiin.go.jp/itdb_annai.nsf/html/statics/syu/giin_f.htm