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ちょっと違う視点で、サッカー日本代表ザックジャパン ブルガリア戦を分析します。2/2 血液型のナゾ

ちょっと違う視点で、サッカー日本代表ザックジャパン ブルガリア戦を分析します。1/2のつづき
http://changefashion.net/blog/ccplus/2013/06/01160518.html

ここで、血液型を表示してみます。

後半4-2-3-1

    ハーフナーA
乾A  香川A  清武A
  遠藤AB  長谷部O 
長友O 今野A 栗原A 酒井宏A
     川島O

こうなりました。

A=7,O=3,AB=1

なんと、攻撃陣が全てA型
センターバックもA型という、特異な並びになっているのです。

もともとA型は、稲作系が多いと言われているのにも関わらず、田んぼな選手が居ないのに、ほぼA型というオドロクべき布陣です。

おそらく、ザッケローニは、血液型や名前についての知識は皆無でしょうから、意図していないはずですが、こういう布陣になったのです。

で、1.5列目の選手が、全て元セレッソ大阪の選手ですから、連携がスムーズなのは理解出来る気がしますね。

さて、ここでサッカーにおける血液型の研究のおさらい。

前に血液型の事を書いたら、血液型は科学的に確立されてないから無意味という意見がかなりあったので、今回は、サッカーと血液型について考えてみたい。

以下はちょっと思いついて調べた、日本代表クラスにおける攻撃的な選手の血液型である。

A型
香川、乾、清武、家長、森島、本山、大久保、佐藤寿、田中達也、久保、西澤 明訓、三浦カズ、水沼、高木 琢也

B型
高原、森本、永井雄、永井謙、宇佐美、ハーフナーマイク、藤本淳、北澤、木村和司

O型
柳沢、鈴木隆行、岡崎、松井、巻、矢野、城、前園、中村俊輔、中村ケンゴ、中田英、小野、武田、ラモス

AB型
前田、本田圭、田中順、東、玉田、柏木、遠藤、名波

まだまだあると思うが、明らかにタイプが違うとは思いませんか??

特にA型のアタッカー、笑っちゃうくらいほとんど同じタイプの選手が並んでいる事に気付きませんか??
もちろん、そうでは無い選手も居ますけど。

B型やO型のアタッカーも、タイプ違うとは思いませんか??

特にO型は体力勝負の選手多くないですか?

AB型はトップ下のテクニシャンがやけに多い。

サッカー (J1、J2)の選手における血液型の割合
A型35.1% B型24.3% O型32.0% AB型8.7%

ちなみに、野球 (NPB)は、
A型36.7% B型22.4% O型32.8% AB型8.0%

日本人のトータル → 
A型(38%)、B型(22%)、O型(31%)、AB型(9%)

参考

http://llabtooflatot.blog102.fc2.com/blog-entry-3149.html

ということなので、プロサッカー選手やプロ野球選手になるのに、ほぼ血液型による有利不利は無いと考えられます。

しかし、日本代表になると、随分違ってくるわけです。

以下は2002W杯ロシア戦メンバー

FW 鈴木=O 柳沢=O
MF 小野=O 中田英=O 稲本=O 戸田=A 明神=A 
DF 中田浩=B 宮本=A 松田=A
GK 楢崎=AB

ご覧のように左サイドおよび攻撃が全てO型

右サイドおよびディフェンスが全てA型

フィードの基点となるバランサーでトルシエジャパンの実質上の司令塔だった中田浩二がB型

そして唯一の例外、キーパーがAB型だ。

非常に興味深い並びになっていることが分かるだろう。

これは、トルシエのフラット3が、前線からのチェイスとバックラインのコントロールによって成り立っているためだ。

前線に運動量、バックラインにラインコントロール能力が必要だった。
最適な人材を探した結果、こういう布陣になったのである。

ちなみに、この血液型の割合は、トルシエ監督の出身国フランスにおける血液型の割合とほぼ同じだったりする。

では、岡田ジャパンはどうなんだろう??

以下は、日本中に岡田バッシングが吹き荒れた、ワールドカップ前の韓国戦である。

2010年 韓国戦

FW 岡崎=O 玉田=AB
MF 大久保=A 遠藤=AB 稲本=O 中村ケンゴ=O
DF 長友=O 中澤=AB トゥーリオ=B 内田=O
GK楢崎=AB

なんと、センターラインが全てAB型なのだ!!
なんだ、これは??
小数派AB型の革命だろうか?

そう、岡田監督の目指す、革命的サッカーの正体はこれだったのだ!
な、わけない??

そして、日本人に一番多い血液型であるA型が、たったの一人しか居ない。
岡田ジャパンのキャッチフレーズは『日本人らしいサッカー』では無かったのか?

以下のリンク先に血液型の地域分布が出ています。

世界の血液型とその分布を知ろう!
http://amor1029.exblog.jp/1594320/

この分布はとても興味深い。

A型の分布を見てみると、一番A型が多いのは、アボリジニ(オーストラリアの原住民)とラップ人(北欧の狩猟系民族)という事が分り、ヨーロッパと日本、それにアメリカ合衆国に多い。

なので、A型といっても、大まかにいって北方系のA型と南方系のA型があるということは、確実にいえる。

A型が農耕系と言っている人も多いが、必ずしもそうではないことが分かる。

B型は、インドから中央アジアにかけて、ユーラシア大陸とアフリカに分布。
南北アメリカとオーストラリアには極端に少ない。

O型は、特に多い地域があり、それは中米から南米にかけて
100%に近い地域もある。
アフリカでは概ね50%くらいか、それ以上のところが多い。

AB型は、どの地域でも10%以下。

日本人の血液型の分布は、韓国よりもネパールやチベットに近い。

日本ーA型38% B型22% O型31% AB型9%
韓国ーA型32% B型30% O型27% AB型11%
ネパールーA型37% B型24% O型30% AB型9%
チベットーA型37% B型24% O型30% AB型9%

では、日本における血液型人口の比率がA:O:B:AB≒4:3:2:1であることを念頭において、以下の数字をご覧下さい。

<南アフリカW杯サッカー日本代表選手 全23名>
A    3名 (13%)
O 12名 (52%)
B  3名 (13%)
AB 5名 (22%)

明らかに極端な構成であることが分ります。

日本人に一番多いA型が、たったの3名 (13%)しか居ません。
オドロクべきことに、もっとも少ないはずのAB型 5名 (22%)よりも遥かに少ないのです。

一方、O型は、選手の過半数を占めています。

ちなみに、A型が20%以下な国は、以下の通り。

メキシコーA型11% B型4% O型84% AB型1%
グァテマラーA型3% B型2% O型95% AB型0%
ニカラグアーA型7% B型1% O型92% AB型0%
ボリビアーA型5% B型2% O型93% AB型

岡田監督は、日本人の特徴をメキシコ的なものとして捉えた。
あるいは、ビエルサのチリみたいなところに置いた可能性はある。
運動量による体力勝負のサッカーは、O型に分が有るという事はあるような気がする。中南米の高所にある地域の人のほとんどはO型であるし、アフリカ人のほぼ半数はO型だからだ。

岡田監督は、中南米のサッカーを指向していたのかもしれない。

基本的に、岡田監督は、「日本人が弱いから、人の何倍も走ってなんとかしろ」と言ってたわけです。

岡田監督は、田んぼの名前でA型という、ある種もっとも日本人の主流の人だったにも関わらず、というか、だったが故のコンプレックスでA型の選手を外して、O型の運動量とAB型の骨格でチームを作ろうとして、失敗したということが言えると思います。

違う視点で言えば、同じモンゴロイドでも、バッファローを追っていた中南米のモンゴロイドと、日本人の資質は違ったということでしょう。

当時の熱い議論を思い出しますね。

で、様々な議論の末、こうなりました。

     本田AB
大久保A    松井O
  遠藤AB   長谷部O
     阿部B
長友O 中澤AB トゥーリオB 駒野O
     楢崎AB

アンカーの位置にB型の阿部を置いたのです。

で、これが吉と出て、ワールドカップ4試合で2失点という守備の安定をもたらし、ベスト16まで行きました。

もっとも、A型を極端に排除した影響もあったのか、攻撃における連携は全然でした。

一方、今回のブルガリア戦の後半は、A型が7人も居たわけです。

連携は抜群でした。しかしながら、点が入らなかった。

それは、攻撃が全員A型だったことと関連している可能性があります。

なぜ、本田が居ると機能し、本田が抜けると点が取れなくなって負けるのか?考えたときに、本田のパーソナリティが、「俺が何としてでも決めてやる」という部分、それが抜けてしまうために、パスばかり回して、シュート打たないという状況に陥りがちになるのではないでしょうか??

先発3-4-3

     前田AB
香川A      乾A
駒野O 遠藤AB 長谷部O 内田O
  今野A 栗原A 吉田O
     川島O 

血液型的には、A=4,B=5,AB=2

こちらもB型の選手が誰も居ません。

過去調べてみると、トルシエにしろ、ザッケローニにしろ、その国の血液型の割合と同じような割合を日本代表に求めています。

欧州にはB型が少ないのです。
なので、B型が使われにくい傾向にあるのではないか?というのが、当ブログが考えていることなのです。

でなかったら、B型のトゥーリオが一回も代表に呼ばれないというのは、理解しがたいです。

他にも、B型の選手は、呼ばれなくなる傾向があります。

しかし、過去の成功した日本代表において、B型の選手達が、そのチームの一番大事なキーポイントになってきたことを忘れてはなりません。

1999年のワールドユース準優勝における高原と永井と中田浩二
2001年コンフェデ準優勝と2002年ワールドカップベスト16における中田浩二

2010年ワールドカップにおける阿部勇樹とトゥーリオ
2012年ロンドン五輪ベスト4における永井

いずれも、チームの方向性を決定付けた大事な選手でした。

中田浩二の居ないトルシエのフラット3はあり得ませんし、永井の居ない関塚ジャパンもあり得ないでしょう。

岡田ジャパンに阿部が入らなかったとしたら、おそらくボロ負けだったのではないかと思います。

これがなぜなのか?解き明かすヒントが、311地震が起きた2011年のJリーグが教えてくれます。

この年、優勝した柏レイソルを始めとして、上位5チームのうち、4チームがB型中心のチームだったのです。

日本が危機に陥った2011年において、もっとも力を発揮したのがB型中心のチームでした。

なぜか?

当ブログは、一つの仮説を持っています。

それは、B型の血液が、中央アジアの遊牧民や陸や海のシルクロードの貿易を担う人々の血を受け継いでいるものである可能性です。

遊牧民や貿易の人々は、常に移動するので、異なる環境や危機への対応力が高いということなのではないかということです。

一方、稲作を中心としたグループは、安定性や連携の面で素晴らしい反面、変化への対応力が弱い傾向があるのではないでしょうか??

なので、A型中心のチームにB型が加わることで、変化への対応力、危機管理などが補充されるのではないかという仮説が浮かびます。

同様に、ほぼO型しか居ない、南米中部の国が、なかなかベスト8以上の結果が出ないのは、同じタイプのみでは、決定的に何かが足りなくなることがある。
ということなのかと。

本田が居ない時に、勝つために一番必要な選手、それはB型の選手かもしれません。

B型の攻撃の選手としては、柿谷、森本、永井、宇佐美、小野裕二、高木俊明、長谷川アーリア、高原などが居ます

たとえば、似たような布陣でも

    ハーフナーA
柿谷B  香川A  清武A
  遠藤AB  長谷部O 
長友O 今野A 栗原A 酒井宏A
     川島O

これなら、連携の良さは犠牲にしないで、決定力が上がるような気がします。

そして、現在選ばれている選手としては、伊野波選手しか居ません。

オーストラリ戦に本田が出場せず、B型を入れるなら

前田を本田の代わりにトップ下に移動。
トップをハーフナーに
これでコーナーキック時の高さ対策が出来ます。

    ハーフナーA
香川A  前田AB  岡崎O
  遠藤AB  長谷部O 
長友O 伊野波B 吉田O 内田O
     川島O

又は、

    ハーフナーA
香川A  前田AB  岡崎O
  遠藤AB  長谷部O 
長友O 今野A 吉田O 伊野波B 
     川島O

あるいは、

    ハーフナーA
香川A  前田AB  岡崎O
長友O 遠藤AB 長谷部O 
今野A 吉田O 伊野波B

こんな感じです。

とはいえ、おそらく、本田は、先日のCSKAモスクワの試合に出れていたので、オーストラリア戦に先発するのではないかと思いますが。。

text by

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http://www1.parkcity.ne.jp/ccplus/

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