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TAKUYA KIKUTA

菊田琢也 / TAKUYA KIKUTA

1979年山形生まれ。縫製業を営む両親のもと、布に囲まれた環境のなかで育つ。
2003年筑波大学卒。在学時にファッション研究を志す。
その後、文化女子大学大学院博士後期課程を修了(被服環境学博士)。
現在、文化学園大学・女子美術大学他非常勤講師。専門は文化社会学(ファッション研究)。
近著に「装飾の排除から、過剰な装飾へ 「かわいい」から読み解くコムデギャルソン」(西谷真理子編『相対性コム デ ギャルソン論』フィルムアート社2012)、「やくしまるえつこの輪郭 素描される少女像」(『ユリイカ』第43巻第13号、青土社2011)など。

E-mail: tak.kikutaあっとgmail.com

Green Onions

「当時、音楽ができる若者は限られていた。楽器はおろかレコードプレーヤーもない。だが服はある、持ち物はそれだけだ。自分を特別な存在に変える方法は、何を着るかだったのさ。」
  
『Sixty Years of Rebellion -The Unique Story of British Music & Street Style-』というドキュメンタリーフィルムの一節です。イギリスのストリートスタイル60年の歴史について、フレッドペリー社が音楽を軸にまとめたものですが、見応えあります。こちらからも観れますので、ぜひ。
http://www.fredperry.jp/60th/film/
  
インターネットが普及した現在、「仲間を意識するためのサブカルチャーはもう必要ない」という問いを投げかけるかたちで終わるのですが、なかなか示唆的です。
  
今日において、もしかしたら自分の存在をも変えてしまうほど切実な服ってどういうものだろうか。
  
  
かなりご無沙汰の更新になってしまいました。。。
また、少しずつ思うことを書いていきたいな、と思います。
  
Booker T. & the M.G.’s – Green Onions

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