映画の題名です。
エンドロールが終わるまで席を立てない!そんな映画だった。
直感のようなもの。
いわゆるミニシアター、単館系の映画は好きくないからホントに見ない。
でも、これはどうしても見たいと思っていた。
予告を見たわけでもない。
よくある雑誌の片隅にある映画告知の中の一つであったそれはとても大きい。
『the self』が終わったいま、過去の『schreet』から『トビラ』にかけての時のように、シーズンが被さるがごとく頭をよぎっていたそれは着々を姿を成そうとしている。
頭からではなく心から。
その声を大事にしたいと思う。
体の成長に心が追いつかないが故に感じる想い。
周りの全てが敵に見え全てが窮屈に思える。
それはヒリヒリと痛みを伴っていたはずなのに多くの人は忘れていく。
そして人はそれを大人になる事だという。
次の言葉は引用になるのだけど、
『その事を忘れない者もいる、ガス・ヴァン・サントのように、思春期の特別な感覚を拾い、紡げる人たちがいる』
僕はその紡げる人たちの一人でいたいと思う。
ミニマムであっても想いを紡げる人でいたいと!!
だってそこから始まったのだから!!
劣等感やコンプレックスといったネガティブな想いをとびっきりのポジティブに!!
此処にいるんだと言う証明に!!
これもまた引用になるが、
『大人はポエティックなものを感じ、思春期を過ぎた者は自分が感じたような感情、思春期を思いだし、思春期の若者たちは自分を見つけ、それにみたないもの達は理解出来ないけどよかったと言う』
この映画を見て何を想うのか?!
全てに憤りを感じていた時代。
最後にこの映画の中で音楽はとても重要なポイントを占めている。
いつものことだけど音楽の持つパワーを感じずにはいられない。
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