市内観光は、私が初めて来た北京でどうしても万里の長城を見に行きたいとリクエストしたので、久保さん有働さんも一緒に皆でバスに乗って、都心の中心部から車で2時間弱かけて山のほうに向かいました。色々な国の世界遺産をみるのが凄くすきです。
かつて、移民の侵入を防御するためにつくられた城壁の遺跡です。
こんな、長い城壁を人がつくったのだと想像すると、どれくらい永い年月を費やしたのだろうかと考えてしまいます。今に存在する遺跡は、人の永い歴史をその風景で語りかけてくれます。遠い過去に生きていた人々も、今に生きる人々も同じ風景を眺めているのだと想像すると不思議な気持ちになります。
今は国内の観光名所となり、この日は休日ということもあり、もの凄く沢山の家族づれの観光客が多かったです。この日はスコールで山の上は霧がでていました。
残念な事に、城壁入り口部分には観光客の落書きが沢山ありました。日本でも以前文化財への落書きが問題になったことがありましたが、歴史的文化財でもまだ保護する力が行き届かないのだと思うと遣り切れない気持ちになります。
山を降りた付近にはスターバックスもありました。スターバックスは高級飲料なのだそうです。
天安門広場も連れて行ってもらいました。市内は雲一つなく晴れていて、皆色とりどりの日傘をさして歩いているのが、かわいく面白い風景でした。
50万人を収容出来るという事もあり、広大な敷地でした。ここも、もの凄い観光客で大にぎわいでした。
町中には、観光地として昔の中国の雰囲気を残したストリートがあり、皆でお土産を購入しにいきました。
この後、この町並みの一軒家の定食屋さんでみんなで食事しました。
家の屋上にテーブルがあって、風が吹く暑い中、中華を囲んで食べるという素敵な場所に案内して頂きました。炒めた野菜に、ご飯、冷たいビール、そういう場所で食事をするのは、旅でしか味わえない醍醐味があります。
北京には、また是非行ってみたいです。
私も上海に1度行きましたが、近代化した部分より、下町の町並みが何か懐かしい感じがして、気になった思い出があります。
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では、お体に気をつけて。