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POTTO/Yamamoto

POTTO / 山本哲也

1974年兵庫県生まれ。1997年文化服装学院卒業。
2001年にPOTTOを設立。2002年に中古のぬいぐるみを解体して洋服に仕立てたコレクションを発表。以降毎シーズン、コレクションを発表している。
2004年より東京コレクションで発表。
2007年にショップをオープン。
コレクションは全て、自身の手で、一点ずつ製作する。
恵比寿のPOTTO SHOPで、そこで作ってそこで販売してそこで暮らす、というやり方で、2007年以降は制作、発表をしている。

2011年12月に拠点を岡山県に移す。
2012年8月、山POTTO SHOPをオープン。

POTTO
701−1334 岡山県岡山市北区高松原古才8 tel 086−239−8951

HP:http://www.potto-web.com/

募集!!!!!!!!

こんにちは。
山POTTOSHOPオープンしました。8月11日に。。。
HPの RERE DIARY では、
リアルタイムにいろいろ更新されています!

火曜〜土曜の11時〜18時 オープンしています。
岡山からJR吉備線の備中高松駅下車 徒歩7分
ぜひ遊びに来てください!
山POTTOSHOPのことはまた少しずつ書いていきます。

今日は募集のお知らせです。
僕は今岡山に住んでいるんですが、岡山は瀬戸内、瀬戸内は瀬戸内国際芸術祭。
来年は瀬戸内国際芸術祭があります。
そのプレイベントとして今年の11月4日に現代源平屋島合戦絵巻の第一回目が開催されます。

何のことか分からないと思うでしょうが、第1回目なのでやってみないと分からないのです。
その衣装を担当しています。
それで、興味のある人は是非参加してもらえたら!と思います。

一般参加は僕がベースを考えた四角いスカーフのようなものをそれぞれ自由に作って
それを自由にまとって歩きます。

コスチュームチーム参加は各チーム(10名以上)でコスチュームを提案、製作して
それを着て歩きます。

詳細です
http://www.koebi.jp/news/info/entry-398.html

それで、pottoチームもコスチュームでの参加もしたいのですが、一緒にやりたい!
という人がいたら是非連絡をください。
pottoチームは嫌だけど別チームで参加したい!という人も大歓迎です。
盛り上げましょう!

連絡先
yamapotto@hotmail.com または
potto@i.softbank.jp
090-8565-2093 山本哲也

11月4日、屋島で本番なので興味のある人は早めに連絡をください。

来年の瀬戸内国際芸術祭にもつながっていることなので、是非楽しんで、
盛り上げていきましょう〜!!!

よろしくお願いします。

          

本日から

ぽっかよキャンペーン VISIT FOR
本日からはじまります!
新作60点販売します。
さとうかよさんのスタンプで作った生地を使ったアイテムもあります。
メンズもレディスもあります!
6日まで3日間、僕もいますので
是非遊びに来てください。

http://blog.shop.visit-for.com/?eid=830637

神戸で

この前の土曜日、神戸にあるI`maでのイベント行ってきました。

ハーバーランドがある神戸駅から歩いて5分。これは駅出たとこ。

なんですが、、、少し歩くとこれ!かなりディープな感じが最高です!

ここの稲荷市場と書いてある商店街の中にあります。
商店街とはいえ、開いてる店は1〜2軒のみ。。
しかも通路が激狭。。
これはヤバいぞ!


第1部、山下陽光さんと松本哉さんがしゃべってます。
オレンジ色の服の人は repeat after me! のデザイナー麻衣さん。I’maの運営もしてて今回のイベントの発起人です。
面白かった!!時間全然足りなかったですね!
第2部では中目黒にあるお店 凹boco の吉成さんと、僕と同じ岡山で噂には聞いていたけど初めて会う cochae の軸原さんも一緒にトークでした。


いい感じです。


ここは会場のI’maではないんですが、住んでます、、、かっこいい!!!!

かなり良い感じのサロンI’ma、いろんなイベントやってるのでぜひ遊びにいってください!面白いよ!!!
http://www.wonderful-o.com/ima/index.html

そして、かなり良い感じの謎の洋服屋さん発見!!完全にシルバー!!!
行ったんやり過ごしたんですが、いやいやこれは、、と引き返して店内へ。
奥から「ぼくいつも隠れてるんですよ」といいながらビシっとしたおじさん店主登場。小さい!

置いてあるものは、
多分世のおしゃれファッション界隈では相手にされないようなものなんでしょうが、ビシッとした店主(小さい)にとっては宝物です。
日本の古い安物の量産の紳士服(デッドストック)がメインでそれだけでも面白いんですが、その中にさらに次元が違うものを臆することなく同じ感じで忍び込ませてくるので、
まったく意味が分かりません。
謎の木彫りの仮面もある!!!!!
なぜか蛍光ピンクのキースへリングのポスターが!!!!!!

日暮里にも1件、店主がセレクトしすぎて生地の種類超少ない(フランス製(多分違う)イタリー製(多分違う)オーガニックコットン(多分違う))
そしてお昼ご飯中に生地を触ると超怒られる
という美意識高すぎて謎な生地屋さんがあるんですが、
そこにも通じる道が、、、

久しぶりにしびれた!!!!!!!!

「カッコイイですね〜」「そんなことない」という短い会話を交わし、店をでました。

興奮して写真わすれた、、
これは滝田さん、事件です。取材ですよ!
changefashion が行かないなら僕が行こうかな。

こっちはmoussesさんに行った帰りに見た喫茶店。

神戸いいな〜

今週末

今週末の9日(土曜日)に神戸でこんなイベントがあります。

http://www.wonderful-o.com/ima/index.html

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I’ma トークライブ vol.15
素人の乱 松本哉と山下陽光のわけわかんない話
「原発やめろデモ!!!!からちょろいファッション話まで」

2012.6.9 sat 18:30 OPEN.19:00~ START @I’ma(map)
前売予約¥1,500(1ドリンク別)
当日¥2,000(1ドリンク別)
※御予約は下記予約アドレスまで参加人数・お名前・参加するイベント名を記載の上ご送付ください。
御予約:reserve@wonderful-o.com

トークは2部構成の予定です。

ゲスト
【原発やめろ!!!!デモ】
素人の乱、松本哉、山下陽光

【ちょろいファッション話】
途中でやめる、cochae、potto、boco、Repeat after me !

当日は途中でやめる、cochae、potto、Repeat after me! のミニショップも出現します!

高円寺の素人の乱が、いろんなもの引っさげてI’maにやってくる!俺のチャリ返せデモ、PSE法反対デモ、家賃をタダにしろデモなどを経て、最近では記憶に新しい、原発やめろデモ!!!!。独自のユーモア視点なデモを先頭でぐんぐん引っ張る、素人の乱の松本さんと山下さんをお招きし、デモからちょろいファッションまでのわけわかんないトークを繰り広げていただきます!

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ゲストで参加します。
近辺の方、ぜひ遊びにきてください!

  photo:オバマ


欲しくなったので買いました。

お久しぶりです

随分とご無沙汰してしまいましたが、、、
その間に、岡山に引っ越しました!
プロフィール欄変更していますのでよろしくお願いします。

今月中に新しくお店をオープンします!
岡山で、山POTTO SHOPが始まります。
今、準備しています。
またお知らせさせていただきますのでよろしくお願いします!!

今週末、2日3日の LaLaLa MARKET に参加します。
僕は私物を少々出しています。
ので、遊びにいってみてください。
http://changefashion.net/news/2012/05/30183432.html

これからまたブログ再開しますのでよろしくお願いします。

遊園地再生事業団  フェスティバル/トーキョー

遊園地再生事業団のフェスティバル/トーキョー参加作品、
「トータル・リビング 1986-2011」
が本日10月14日から始まります。24日までの15回公演。
僕は衣装を作らせてもらいました。
コレクション1回分位のボリュームがあります。
すべてが素晴らしい舞台ですので、たくさんの人に是非見て頂きたいです。

http://festival-tokyo.jp/program/TotalLiving/

1986年と2011年。
1986年、日本はバブル前夜、アイドルと呼ばれた女がビルから飛び降り、
遠くのチェルノブイリでは原発事故が起きた。
25年後のいま、2011年、東北で大災害が起き、フクシマで原発が爆発した。
今、それが現実の生活で、その中で生きていくしかない。
この舞台を見るとたくさんの事を考えさせられる不思議な作品です。

演劇の力を感じます。
そして、リアルな生活も。

演劇に興味がなくてもとても楽しめる素晴らしい作品です。

チケットはまだあるそうなので、是非みて頂きたいです。
よろしくお願いします。

http://festival-tokyo.jp/program/TotalLiving/

P+M

明日から大阪の VISIT-FOR さんで、P+M展始まります。
僕も27,28日いますので、是非遊びに来てください!
たこ焼き食べるぞ!

P+M展(POTTO+MYM)いよいよです!!
2011.08.24 Wednesday
いよいよ今週末、P+M展(POTTO+MYM)です!
暑いのは暑いけど、なんとなく秋の気配も感じられるこの頃、
POTTOのお洋服を見て、MYMに絵を刷ってもらって、
パンを食べたり、クマムービーを観たりで
猫パンチみたいなふわっとやさしい刺激を受ちゃいたい!!
そんな気分のイベントです。

イベント期間中は14:00-21:00の営業ですのでお仕事があるかたも、
帰りにぜひお立ち寄りください!

◉P+M展(POTTO+MYM)◉

8月27(土)、 28日(日)、 29日(月)14:00-21:00
(*29日はPOTTOの展示のみ)

場所:FORMULA(VISIT FOR同ビル4F)
5500015 大阪市西区南堀江1-12-2 東栄ビル401(MAP)

T/F 06-6534-2223

<POTTO>
山本哲也によるファッションブランド。
先日おこなわれたファッションショーの新作の展示と、
今回のP+M展のためのスペシャルなTシャツやキャップも!
27日と28日滞在予定。

http://www.potto-web.com/

<MYM>
POTTOのファッションショーでモデルもしていた髭もじゃ絵描きの間弓浩司。
新作の絵をお客さま持参のTシャツやクッションなどにその場で刷ります!
Tシャツ、クッション、バック、カーテン等(布物)ご持参下さい。
27日と28日滞在予定。

http://www.comebackaporia.com/mym/

<VISIT FOR KUMA>
endleapss+VISIT FORによるクマムービー『VISIT FOR KUMA』。
おなじみのクマたちの知られざる一面を見ることができます!
クマデミー賞はだれがふさわしいか、投票できます!
endleapss藤本、27日滞在予定。

http://endleapss.exblog.jp/

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http://rerediary.blog94.fc2.com/blog-entry-941.html

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23,24のイベント

今週の23(土).24(日)日に、このイベントに出演します。

http://www.yaso-peyotl.com/archives/2011/06/post_821.html

sina の有本さんに誘ってもらって C.C.B出ます!

今回は 有本ゆみこ+C.C.B で、刺繍ライブです。
名前は アラスカン !

いつもとは少し違った感じで実験的にやる予定です。
ギター!!!

写真は幡ヶ谷写真学園のオバマに撮ってもらいました。

写真学園行きたいな~
1日300円。harumiobaman@gmail.comですよ!

想い語る夜の色色」
音楽×演劇×パフォーマンス×映像+α
ami yoshida presents

2011年7月23日[土]〜7月24日[日]
Open/Start17:00~

前売り予約:3000円(ドリンク代別300円~)
当日券:3500円(ドリンク代別300円~)
通し券:5000円(ドリンク代別300円~)

会場:parabolica-bis[パラボリカ・ビス]
1階/ galleria nacht[ナハト]
■東京都台東区柳橋2・18・11 ■TEL: 03-5835-1180
map

Live:

■2DAYS/

アラスカン(sina有本ゆみこ+C.C.B)刺繍ライブ

Moe and ghosts(宇都宮萌)

ヒゲの未亡人(岸野雄一+ゲイリー芦屋)

生西康典(今井和雄、上野晃代/宇都宮萌※23日のみ/さとうじゅんこ※24日のみ 他)

ホッピー神山+BANANA U・G(From EP-4)

■23日/

Warm&Cool&Storm

ユタカワサキバンド改めucnvバンド竹田大純ソロ

南波一海

■24日/

HELLL(ジェイソン・ファンク、嵐直之、飛田左起代、ジェフ・フッチィロ、安永哲郎)

大谷能生×吉田アミ朗読gig 映像:ucnv Text Suggestion:今野裕一
★文筆家/即興演奏家である二人の男女が、書き言葉を舞台上で引き裂き、揺らめかせようとする試み。言葉と声と音を/文学と演劇と音楽を壊し、再生させる新しい形のパフォーマンス!! 今回のテキストは、笙野頼子著「人の道御三神といろはにブロガーズ」(河出書房新社)です。

DJ:

■23日/

37A、安永哲郎

■24日/

坂田律子、watashidattemottokawaii

MC:ヌケメ

FOOD:浅草橋天才算数塾

and more…

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Graphic:

tkdhtml (@tkdhtml)

http://lklklkl.tumblr.com/

Flier Design:

竹田大純

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吉田アミHPに出演者プロフィール&最新情報がアップされます。併せてご覧ください。

http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/

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★スペシャルイベント ガイダンス
※全席自由席です。(座席数には限りがあります。立ち見になる場合もございます)
・ご入場は開場時間より整理番号順となります。
・チケットは7月15日よりギャラリー開館日時、受付でお引き換えできます。
・整理番号はチケットお引き換え順となります。

予約・お問い合せ:パラボリカ・ビス(水曜休館)
tel:03・5835・1180
メールでのご予約・お問合せはこちら≫
・お名前、お電話番号、ご希望イベント名と日付、枚数をお知らせ下さい。

※メールでのご予約は、ご予約完了のメールを返信をもって予約完了となります。
メールの返信が2営業日を過ぎても届かない場合はメールが届いていない可能性があります。
お手数ですが、お電話にてお問合せください。
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幡ヶ谷写真学園

友人のオバマ君が写真学園を始めました。
幡ヶ谷写真学園!
1日300円で写真の事なんでも教えてくれるそうです。
ビール1本と交換でも良いらしいです。
カメラ(デジタル、アナログ)も貸してくれるそうで、初心者でも安心です。
現像、プリントにかかる材料費実費は自分で出してねとの事。
場所はもちろん幡ヶ谷。
興味のある人は、
harumiobaman@gmail.com
まで。
オバマは日本人です。

関西ではなく近畿

RISE FROM THE DEAD のNAOTOさんが以前に
「俺ら関西やなくて近畿やねん」
と言っていて妙に感心しました。
全く意味はないんですが、。。。

RISE FROM THE DEAD 

S.O.B

熱い!!!

vacantで展示中とか著作権

ショー無事に終りました。皆さんありがとうございました。ほんとうに感謝してます。
コレクション制作記が全くできなかったので、これから後日談と、次回のコレクション制作記に入りたいと思います。
告知を忘れていましたが、VACANTで展示と販売、受注しています。明日までです、、、
どうぞ見に来てください。僕も13時~20時まで終日います。

___________________________________________
そして、突然著作権について考えてみた。基本的に僕は、コピーレフトです。
自分が作ったものは、どんどん使ってもらって構わないし、そのほうが、世の中の為にもなるかもしれない
と思っています。そもそも、自分の作品が自分だけの物だとも思わない。それは、
過去の誰かの作品に影響を受けたリ、周りの誰かと話したり見たりした上に成り立っているものだし、その元の作品もその更に前の何かがあるから成り立つわけです。著作権と言うのは、その1つの作品で可能な限りお金儲けをしたい人や企業の発想だと思います。
土地は地球の物なのに、ここは俺の土地だ!的な。。。
そんなことより、自分の作ったものが多くの人の目に触れそのことによっていろんな感情が生まれ、会話が生まれ、議論が生まれ、また新しい作品が出来上がるほうがずっと楽しいし、有益な事ではないでしょうか?
もちろんそれだけではなく、ある程度保護されるべきかもしれないけど、そのときには、CC(クリエイティブコモンズ)もあるし。
みんなが同じ考えではないので、確かに慎重に考慮すべきかもとも思う。
でもそれもご近所付き合い的な感じで、これどうですかね??とかじゃダメなんでしょうか?
著作権というものが先に一部の得する人たちに決められてあって、それが法律だから守れ!みたいなのはちょっとどうかなと。。そして、ものつくりする人がみんな著作権を喜んで受け入れてるわけではないです。著作権は決してスタンダードな考えでもないし、ましてや著作権者じゃない人がどうこう言うのは間違ってるように思います。
そういうののカウンターとして、ストリートがあるはずだとストリートが好きな僕は思うんだけど、、今や一部ストリート(ブランド)までもがコピーライトで、世の中お金お金お金なんですね。

でもなんといっても、監視されて規制される世の中より、もっともっとおおらかな社会で生きていきたいと思うのは僕だけでしょうか?
長いけど読んでみてください。これ自体完全に イルコモンズのふた からの転載です。
それがどうした?

でもそのことで、知らなかった人が知ることができ、賛成でも反対でも何か感じ、考えればそのほうがずっと意味があると思う。
みんな助け合って生きていけるような世の中が良いな。

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▼やっぱり芸術に(C)はなくてもいいと思う(その理由)

「大学でよく講演をやっていた当時、わたしはこういった。「みなさん、芸術に手を染めなさい。どんなにまずくても、どんなにうまくても、それでみなさんの魂は成長します」と。みんなが芸術をやるのはそのためだ。有名になりたいからでも、金持ちになりたいからでもない。自分の魂を成長させるためだ。美術批評をいろいろ読んで不満を感じるのは、それがみんなから絵を描きたいという意欲を奪うことだ。ダンスの批評も、みんなから踊りたいという意欲を奪うことだ。それじゃ、いけない。だれもが絵を描くべきだ。やってみると、なかなか気分のいいものだしね。だが、批評家にいわせると、斬新でないとだめ。まるで芸術にも進歩が必要だ、といわんばかり。冗談じゃない、進歩をめざす必要はない。芸術は一種のいたずらだ、美術家はいたずら小僧だ。実際にはなにも起きてないが、彼らはみんなを感情的に反応させようとする。芸術をまなぶのは、自分のたましいを養なうためで、出世するとか、有面人になるとか、金持ちになるとかのためじゃない。あくまでも人生の過程だ。芸術は、食事や、セックスや、運動と同じで、成長に不可欠なものだ。それによって人間は自分が何者かを発見できる。以前のわたしはよく聴衆に議論をふっかけたものだが、いまはもうそんな機会もない。もしそんな機会があれば、こういうだろう。「今夜、ひとつ詩を書きなさい。それをできるだけいいものにしていく。四行、六行、それとも八行。できるだけいいものに。ただし、その詩のことはだれにも話さない。誰にも見せない。やがて、そして、これ以上にならないと満足したら、原稿をビリビリ引き裂いて、ほうぼうのゴミ箱へばらばらに捨てれば、自分の努力の完全な報酬を受け取ったことがわかります」。それが創造という行為であり、そこから大きな満足が得られるわけだ。」 カート・ヴォネガット「すべて成し遂げた後の憂鬱」

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ヴォネガットはそこでうっかり付け加えるのを忘れたようだが、もし、その詩をゴミ箱に捨てずに、誰かにちょっとだけみせて、その「いたずら」がうまくいったら、人はもっと大きなよろこびを得られるだろうし、気分がよくないわけがない。魂だって余計にふくらむはずだ。さらに、もし、自分の知らないところで、その「いたずら」に誰かが反応し、そこからもっとおもしろい「いたずら」を生まれたら、それ以上ほかに何を望むことがあるだろう。それでこそ、生まれてきたかいもあれば、生きてるかいもあったというものだ。ヴォネガットの叔父がおしえるように、そういう瞬間にいうべきことばはひとつしかない。「これが幸せでなかったら、他になにがある」。

これはもう古典的というよりも、ほとんど原始的といってもいいくらいの、おそろしく保守的な芸術(音楽、文学、映画、演劇、つまりは、文化全般)についての考え方かもしれないが、それで結構、それで十分、というか、「そう考えるほうがずっと気分がいい」というのがイルコモンズの考え方である。芸術の権威や業界にとっては迷惑きわまりない考えかもしれないが、それで結構、敵で結構。よろこんで敵になりたいとすら思う。かつて岡本太郎は「法隆寺は焼けても結構」と云ったが、それと同様、音楽業界はつぶれて結構、マーケットがなくなって結構。名声や金儲け目的の芸術や音楽がなくなって、かえってせいせいするし、資源の節約にもなる。業界がつぶれても音楽はつづくし、マーケットが消えても、人間のやむぬやまれぬ衝動が消えるわけではない。音や表現を求める気持ちが消えるわけではない。YouTubeひとつみても分かるように、世界は音楽と芸術にあふれている。商品化されない音楽や芸術の方がずっとおもしろいし、ずっとゆたかだ。ブラジル、バルカン、コンゴ、ジャマイカ、インド、メキシコ、アラブ、キューバ、葬式、路上、謝肉祭、幼稚園、婚礼、あらゆる土地と時間に音楽と表現があり、芸術がある。業界やマーケットの存続より、芸術が万人にとって、自由で、解放的であること、そして、それによって大勢の人間の気分よくなり、たましいがふくらむことのほうが、ずっとずっと大切だと思う。そう思うイルコモンズは、音楽業界の敵であり、美術マーケットと美術アカデミーの敵である、がゆえにイルコモンズなり。

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C)は世のはじまりからあったわけではない。

「コピーライトは、活字テクノロジーの出現以前には、事実上、知られていなかった。中世の学者たちは、自分が勉強している「書物」の本当の著者がだれであるかについて、無関心であった。しかも彼らは明らかに自分の著書であるものにさえ、まれにしか署名しなかった。彼らは社会的に認められない奉仕者の集団であった。ところが、活字の発明は匿名というものものを追放し、文学的な名声をうけるという考えと、知的努力を私的所有物とみなすという習慣をうみだした。台頭してきた消費指向の文化は、書物を剽窃と海賊版から守ろうとすることや、ホンモノのレベルをつくることに関心を示すようになった。こうして、文学ないしはアート作品を複製し、発行し、販売する、独占的な権利である著作権が生まれたのである。」(マーシャル・マクルーハン「メディアはマッサージである」1967年)

はじまりのあるものにはかならず終わりがある。

salyu×salyu

衣装を作りました

その他にも時々作っているので、たまにアップするかもしれません。