Fashion Show

ENSOR CIVET

60年代のロックスターやローリング・ストーンズのブライアン・ジョーンズに着想を受けたENSOR CIVET 2011-12A/Wコレクションは、ベルベット、ファー、ニット素材のアイテムを中心に展開されたシックでゴージャスなスタイル。

裾が広がったオールインワン、ザックリと編まれたニットトップス、襟元に毛足の長いファーが付けられたアウター等のアイテムやドット柄、ラクーン柄、レオパード柄のプリントが施されたアイテムは60年代のスタイルを彷彿とさせるラインナップでレトロ調に装飾されたスパンコール使いも目を引く。
又、カットソーやスウェット地、インディゴ染めの生地を起毛させ、着古した風合いに仕上げられたアイテムも並ぶ他、ミリタリーテイストのコートやパンツ等のアンソールの定番アイテムも素材違いで加えられ、数多のアイテム、カラーバリエーションで、セクシーでどこか儚い“60年代イギリスのロックスターのように”自らの意志で前へ進む、生き方を曲げない女性達の像を反映させたスタイルを提案した。

Text:Kumiko Kobayashi

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