Fashion Show

VAINL ARCHIVE

VAINL ARCHIVE 2011 A/W COLLECTION が発表された。テーマは昨シーズンに続き”BODY BY SAUSAGE DELICATESSEN”。
NYの”ホットドッグ”をサーブするデリカテッセンの店員をイメージした前シーズン、今シーズンはそれに加え新たにそこに来る客も加わりストーリー展開されている。

一点一点に真摯に向き合い、デザインはもちろんのことパターンにシルエット、生地、縫製にいたるまで徹底してこだわり抜いたアイテムを展開するVAINL ARCHIVE。
今回のコレクションでは、細かい縫製をアメリカ製のミシンで行ったり、米軍の軍服で実際に使用されているドットボタンを取り入れるだけではなく、スイスの老舗メーカーririのファスナーや現在では貴重な存在となったunion specialのミシンも使用され、細部にまで本格的なこだわりを見せた。

まらオックスフォードシャツやミリタリーなどリアルクローズなアメリカンカジュアルを提案。アメコミのTシャツはイラストレーターのNoritake氏によるもの。ホットドッグの作りかた、反戦をテーマにしたもの2種類の絵が描かれている。

毎シーズン展開しているPOTERとのコラボでは、バックパックとネットバックがリリース。
イエロー・ベージュ・ネイビー・カーキ・ワインレッドといった味わい深いカラーアイテムが並び、シンプルなデザインの中に「モノ作り」に対する強い意志を感じた。

Text:Tomoka Shimogata

One Response to “VAINL ARCHIVE”

  1. きのこ より:

    ホットドックの作り方が見たかったです。