Fashion Show

KENJI HIKINO

「MELANCHOLY」をテーマに、身のまわりにいる女性達の働く姿とプライベートを過ごす姿に影響され制作したコレクション。
次から次へと形を変えてせまりくる困難や問題に直面し、物思いに耽ながらも、強く、しなやかに現代社会と向き合っていく姿はとても美しく尊い。
素材は自身の故郷である兵庫県西脇の播州織の綿ポプリンのギンガムチェックや超長綿のストライプをメインに使用。
制作面では、これまで多様してきたドロップショルダーをやめ、肩をあわせること、これまで消してきたダーツをあえて残すこと、古くさいダーツを残すことで過去を見直すこと、ウエストをシェイプさすことで自身の服造りを再考することを目的とした。
アンバランスなフレアーや前後左右非対称のカッティングのスカート、ギンガムチェックとストライプをミックスさせることでメランコリックな感情を表現することを試みた。


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