Fashion Show

WEAR THE PHILOSOPHY

今季よりデビューするレーベルWEAR THE PHILOSOPHYにおける素材とは時を経て味が出てくるもの、時を経ても美しく変化していくものを意味する。10年着れる服を目指し、紡績、機屋と共に研究を重ね今どこにもない素材を開発し、Tシャツ、スウェットなどを提案する。

レーベルの根源にあるのはヨーロピアンカジュアル、スポーツシックという概念。カジュアルとは遊び心、シックとは品の良さと考える。遊び心というのは、コーディネートにおける自身が磨いてきた感覚の一端であり、品の良さというのは、お金では買えない心の余裕であり圧倒的な寛容さ。ベーシックで上質な定番服は普遍的であるが故にそれを着る人自身の本質を反映するもの。ここでいうスタンダードとは、20代、30代、40代、50代、いくつになっても同じ商品を着ていても、その時々できちんと似合っていること、そのスタイルを意味する。

レーベルを形成するのはアートディレクター、ミュージックセレクター、スタイリスト、フォトグラファーなど。今後様々な出会いの中で常にチームはアップデートされ進化していく。同世代感を共有できる様々な表現者と共に洋服としての定番に新たな挑戦をしていくことがチームの意義となる。


Comments are closed.