日々の生活に、ちょっとしたスパイスを。
　
イメージは「しなやかな強さ」と「柔軟な知性」を持った男性像。
異なるものについて、感じ、考え、想像し、受け入れ、自らの可能性を拓いていくような、新しいことに挑戦する冒険者の気持ちをもった人。
　
15世紀にはじまる大航海時代、人々はスパイスを求めて水平線の向こうへと旅立った。魅惑のスパイスは、ほんの少し加えるだけで大きな変化をもたらす、まさに媚薬であった。
　
どうしても人間にはスパイスが欠かせない。それは、ソフトな印象のシャープさを与え、あるいはシャープな印象をよりソフトにしてくれる、相対するふたつのモノとの間に和解をもたらす、新しいバランスを知らせてくれるもの。
　
今回のコレクションでは、そんな冒険心を忘れない大人の男性に、ちょっぴりスパイスを効かせたアイテムを用意した。
カシミヤビーバーのラップコートやアルパカループツイードのジャケット、シープスキンとモヘアのコンビネーション、起毛ウールのブルゾン等アウターをはじめ、シルエットが人気のパンツ、とろけるようなニット、シャツやカットソーをオリジナルの生地や個性的な糸を使って展開する。
複数のスパイスが調合された魅惑的なチョコレートのように、スマートな大人のコーディネートに違いを出せるワクワク感を覚えるコレクション。