ニットとカットソーが高い評価を得ている東京発のコンテンポラリーブランド〈tone〉。
昨シーズンのテーマである70年代イギリスのフーリガンから派生した今シーズンはミリタリーをキーワードにコレクションを制作。ブリティッシュウールを採用しダメージ加工を施したローゲージのニットは、随所に30年代のヴィンテージニットに見られるディテールを落とし込み、カシミヤタッチの柔らかく滑らかな風合いが特徴のクルーネック、カーディガンではイタチ科のセーブルの毛をエクストラファインウールにブレンドし素材にこだわった。カットソーは旧式の編み機でゆっくりと時間をかけて編んだ柔らかな裏毛を使用したスウェット、吊り編み機で生産した空気をたっぷり含んだTシャツなどを制作。
ブランドコンセプトにある”常にワードローブに置いておきたいモノ”を真摯に突き詰めた内容となっている。