2016AW Collectionのテーマは「トケルトケナイ」。
「トケルトケナイ」
雪が降ってきた。
サラサラ サラサラ
粉雪だ。
ふわふわしてる。
おいしそう。
あ、かき氷にできるかな。
レモンシロップをかけて。
うーん、ブルーハワイもおいしそう。
トケナイうちに。
雪が降ってきた。
ボタッ ボタッ
ボタン雪。
服にいっぱいつもってく。
ボタッ ボタッ
ボタッ ボタッ
ボタン雪。
トケル トケナイ?
KONAYUKI シリーズ
定番の京都で作ったオリジナルメッシュ(縦編み)を使用。白いポンポン糸を染めて、シロップのかかった色にしている。
(ベースの白糸とポンポンの素材が違うのでポンポンだけ染まる染料を使用。)ポンポン糸と一緒に、よくみるとふあっと毛足の長い糸も編み込むことで、生地のさわり心地がやわらかに。生地の立体感が面白いシリーズ。
BOTANYUKIシリーズ
兵庫県西脇市で織られている播州織。ボタン雪が落ちる瞬間をとらえた生地。
まず横糸に太い糸を織り込み、最後に部分的にカットする事でフリンジが出来上がる。
ベースの生地自体も低速で織り上げている為、糸にストレスがかからず、厚手でもふんわりしたさわり心地に。愛用すればするほど体に馴染む(着心地のよい)国産生地。
BOTANYUKIシリーズの四角いボタン
オリジナルで制作。職人が一滴一滴(白+黄色)色を入れたボタン。レモン味の氷が溶けていく瞬間を表現した。
職人さんいわく、調理が難しいボタンだそう。ボタンづくりは料理だそう。
BOTANYUKIシリーズにつけているのは、「ボタン」雪だから。