ファッションリオのスポンサーもしている、Oiというブラジルの
携帯通信会社大手があります。
ここの会社が、勉強する環境に恵まれない、いわゆる低所得層の青年達を
対象にグラフィックや映像などのデザインの勉強をする為のスペース、
機材、更には奨学金(がないと、みんな生活の為に働かないとならない…)
をパッケージで提供する骨太なメセナ活動をしています。
10年以上イタリアで続いている、ベネトン主催のメセナ活動FABRICAにおいて
オリビエロトスカーニに手ほどきを受けたのが、僕のクリエイティブの礎になって
いる事も思えば、こういう企業の活動をサポートするのも僕、及びOESTUDIOの
クリエイティブ活動のひとつ。
というわけで、OiKabunの若手クリエーター達と10日間集中ワークショップ。
グラフィックと映像でつくる彼らのお題は”社会における黒人の立場”。。。
ベネトンっぽい。。。
お題はともかく、機材、スペース、どれをとっても一流な環境をそろっていて、
こういう高い意思をもつ企業がブラジルにもある事が素直に嬉しい。
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一方そのころスタジオ。
これ、どういうことかというと、
リオの大学生主催のファッションデザイナー、
モデルの卵達によるファッションショーが行われたのですが、
僭越ながらその協賛ブランドとして選抜された方たちへグッズを贈る事に。
このでかい小切手をもってお店で商品と引き換えるというシステム。。。
スタジオに小鳥が迷い込んだりして、今日もリオは雨。
今週末は、Sao PauloのFernanda YAMAMOTOという新鋭のデザイナーのお店に
OESTUDIOの洋服が販売開始されます。。