“盲目の人の為のファッションとは”をテーマにしたり、
“なくて七癖”といわれる、人間の無意識の行動学をテーマにしたりと
OESTUDIOのファッションショーは、様々なフィールドから
テーマを引き出してきました。
明日発表される2011年秋冬コレクションは、
黒い人、直球で言えば”黒人”をテーマにしました。
題して”黒の潜在意識”。
ベネトンFABRICA時代、写真家のオリビエロ•トスカーニに
クリエイティブの解きを受けた自分としては、人種差別は最も
深くコミットした社会問題のひとつであり、我々のショーでこ
のテーマを表現するにあたって、個人的に感慨深くもあり、
プレッシャーも大きかったりします。
昨日はこのフログでショーの方が楽チンなんて書きましたが、
勿論そんなわけはなく、緊張しまくりです(笑)。
今回のショーはモデルは全て黒人。
ブラジルのキャットウォークでは初めての試みとの事。
意外と言えば意外。
コラボとして、
先日このブログでも紹介させていただいた、勉強する
機会に恵まれない未来のアーティスト達を支援する
アートスクールOi Kabun!も今回のショーに参加、
ショーで限定配布されるOESTUDIO雑誌の出来上がり
もデザイン、内容ともに素晴らしいモノが出来上がりました。
ブラジル時間、明日19;00ショー開始です!
OESTUDIO Fashion Rio Desfile 2011
早速コメントつけちゃいます。w
ショー素晴らしかったです!ショーの演出にも音楽にもモデルさんにも服にも、どれもハッとさせられる要素が入ってて(大胆なアイデアというか)終止わくわくしちゃいました。
黒人モデルさんのみのキャットウォークがブラジル初の試みって、確かに意外。ありそうでない、っていうのがまだまだ世の中にはあるなぁ。なんて思いました。