デザイナー小畑 亮二が手掛ける-by RYOJI OBATA(ライン バイ リョウジ オバタ)は、2011年にアトリエ兼ショールームとなる、-by RYOJI OBATA MAISONを福岡市博多に設立し本格始動した。
ブランド名の頭にある – (ハイフン) はデザイナー小畑自身の生命線であり、その中で出逢った思想を元にモノ創りをし、、「洋服の生まれる背景を考える」ことを目的としている。
やがてその生まれた背景を、ヒトのライフスタイルの一部に昇華させることを試みる。
2015-16A/W コレクションは【秘密】をテーマに掲げ、ブランドモチーフであり、一見魔女のようにも見えるロゴの正体に迫るルック制作を試みた。
また「洋服の生まれた背景を考える」というコンセプトのもと、通常のコレクションルックとは別にWEB上のルックの一部を選択すると、もう一つのコレクションルック(裏の世界)に飛ぶプロモーションを試みている。
この2つのページを行き来することで、どういう意図があるのかを考える作品創りを模索。
小さな町の古着屋で働く、ファッションデザイナーを夢見る女の子にスポットを当てた作品となっている。
今季の作品は、実際にデザイナー小畑自身が7年前に書き上げたストーリーを元に再現した。
また、「古着屋で働く少女が作る服」をセカンドテーマに掲げ、ピンチバックスタイル、チェンジボタン等、ヴィンテージ古着に多く見られるディテールを採用した。