お元気ですか!?
本日もファッションブロガー
『ICCHO』が更新させて頂きます。
この写真あまりにも可愛いので自分でもお気に入りです。笑
さて、前回更新したブログが周りからあまりにも好評だったので本日もやる気満々で更新させて頂きます。
もし前回のブログを読んでいない方は
「社会心理学と被服心理学」
という記事を読んでからこの先に読んで頂けたら幸いです。
前回は社会心理学という学問についての簡単なアウトラインをお話ししましたが
今回は本題の被服心理学についてお話しいたします。
ちなみに被服心理学は正式な学問としては存在しておらず、これから話す事は社会心理学の定義をもとに
私自身の調査、研究をふまえた上での理論という事をはじめにご了承下さい。
続けます
大きく分けると被服心理学では2つの研究がなされています。
一つは
*被服が人間の心理に与える影響
もう一つが
*人間心理と被服の相互性
です。
本日は前者の「被服が人間の心理に与える影響」という研究に焦点を当ててお話しさせて頂きたいと思います。
普段何となく着ている服にも必ずそこには意味があります。
被服が人間の心理に与える影響を説明するにあたってキーワードとなるのが「印象形成」という言葉
*印象形成:容貌・声・身振り・風評など、他者に関した限られた情報を手がかりとして、その人物の全体的なパーソナリティを推論すること
この被服が人間の心理に与える影響と「印象形成」の関係をわかりやすくスーツというもの例に挙げて説明していきます。
なぜビジネスマンはスーツを着るのか?皆様は考えた事があるでしょうか?
まず一つの理由としては
・他人への印象操作
スーツを着る事で凛々しい印象を相手に与える事ができます。
このように被服には他人の印象形成を操作する効果があります。
特に初対面の人だと初頭効果(初めのほうに呈示された情報が最終的に形成される印象に大きな影響を及ぼすこと)
が生じるので、「印象形成」において、最もはじめに印象を受ける被服による情報は非常に大きいと考えられます。
現代のサラリーマンがなぜスーツを着ているのかはわかりませんが、少なからずスーツというものがビジネスの場で一般化したのは他人の印象操作をするためではないでしょうか?
そしてもう一つの理由は
・自身への印象操作
スーツを着る事で凛々しい外見をもつ事により、自分自身の心理を操作する方法です。
就活をした人なんかは初めてスーツを着た時、もの凄く引き締まった気持ちになった経験をお持ちでないでしょうか?
おそらくスーツを着た凛々しい自分の姿を鏡で見る、もしくは認識することにより自身の印象が変化し、なんらかの心境の変化がもたらされたと考えられます。
つまりスーツを着る事により服のの持つ印象に自身のパーソナリティーを近づける効果があるのです。
よって、このスーツの例のように「被服が人間の心理に与える影響」は
”他者”また”自身”までの印象形成に及ぶのです。
これを個人的に前者を「印象操作効果」、後者を「自己操作効果」と勝手ながら名前を付けているのでもし次回からこのような言葉が出てきたらたぶんウィキペディアにはない言葉なのですが意味をわかって頂ければ幸いです。
長くなりましたので今日はこの辺で終わりにしたいと思います。
あまり自身のパーソナリティーに影響を与えるという点が腑に落ちないという方もいらっしゃると思うので
次回は「スタンフォード監獄実験」という有名な心理学の実験から「被服における自己操作効果」というテーマでお話ししたいと思います。
どれではまた時間がある時まで。
Fashion Bloger
ICCHO STYLE BLOG
http://ameblo.jp/iccho-stylist/
はじめまして!
とっても興味のあることが、とても解りやすくて!
次回を楽しみにしています~!!